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「幸せと美しさに出会う仕事」ブライダルの未来は明るい!と存じます。

花嫁はとても美しい。その美しさに何度出会ってきただろうか?ブライダルとは、「幸せと美しさに出会う仕事」です。

幸せ感を満足させる仕事として最強だと存じます。美しさを創造するクリエーターの仕事としては、この上ない価値をもつものと存じます。

では、早速ですが、少し分解してみます。「幸せと美しさ」それぞれ、いったいどこに存在しているのか?


◇ 幸せの観点から

結婚式では、一組の挙式とご披露宴パーティーへ、たくさんの関係者が、かかわります。それぞれが、自分の役割を遂行するために一生懸命です。

結婚式とは、プロたちのいくつもの手と足と、その知恵が集まってできております。だからこそ、初めて出会う感動が存在します。そして、その感動は受けとった人たちの、生涯の宝として、その胸へのこります。

なにも感じずに、「幸せ」を感じずに、その場にいるプロはいません。

連日連夜の仕事で身体が疲れていても、食事をする時間がなくても、その日の朝に誰かとけんかしても、その日の前日に悲しいことがおきても、その日の次の日がハードな時だとわかっていても、、、、

なにも感じずに、「幸せ」を感じずに、その場にいるプロはいません。

何故ならば、結婚式に幸せの力が存在するからです。

「おめでとうございます」「おめでとう」「ありがとうございます」「ありがとう」この二つの言葉で、埋め尽くされる時間が結婚式です。

そこへ、笑顔が足されます。お二人への愛情がくわわります。懐かしい思い出が、よみがえります。これからの未来を創造します。誰かが、誰かへの愛情を思いおこします。。。。

僭越ながら、これが、結婚式の力です。さまざまな結婚式があります。その形にかかわらず存在するのが、「結婚式の力」だと存じます。




◇ 美しさの視点から

「その日の花嫁は、すべてが美しい」場面を、なんどくらい目にされましたか?

その日、いちばんに出会うのは、スッピンの緊張した姿。時間を気にしながら美しさへの準備にとりかかる姿。メイクSTARTの緊張した姿。メイク時間は、花嫁になる時間。ヘアスタイルを気にしながら、鏡の中の自分を見つめる姿。

「花嫁になる時間」は、もう少し先まであります。

ヘアメイクができあがり、ドレスへ着替えます。インナーをつけ、ファスナーが上がる瞬間、お身体がきゅっと緊張しています。アクセサリー、ヘッドドレス、グローブ、ベール、ブーケ、シューズ・・・。美しさのラストチェックをする姿。鏡の中の自分へOK!をだしたら、スっと立つ。心決めて、立ち上がる姿。

その瞬間、花嫁が、美しい花嫁姿と出会います。「花嫁になる時間」が、花嫁をつくりました。

ここからは、「花嫁を楽しむ時間」がはじまります。

チャペルで、歩く道々で、彼と腕を組んで、ご両親と話しながら、ゲストへの気づかいの場面で、お食事を堪能しながら、たくさんの方々へに感謝を伝えながら、涙するときと出会いながら、ハグの温かさを感じながら、、、。

そして、「花嫁を楽しむ時間」が終わりをつげはじめます。

ゲストの方々へお礼を伝えます。感謝の気持ちを満タンにして、お見送りです。彼と、幸せをかみしめる時間。アクセサリー、ヘッドドレス、グローブ、ベール、ブーケ、シューズ・・・、そしてドレスを脱ぎます。着替えて、宴の場所に「お礼と感謝とさよなら」を伝えます。

「その日の花嫁は、すべてが美しい」

一組の結婚式で、いったい何度、どれほどの美しい花嫁と出会いましたか?数えきれないほどだと存じます。




◇ 「幸せと美しさに出会う仕事」

「結婚式の力」と「その日の花嫁は、すべてが美しい」

この場面に、何度も、何度も出会うことができる仕事。その側面には、裏側には、数々の努力があります。時に、目に見えない努力もあります。そんな、人知れず頑張った時もあると思います。

だからこそ、手に入れることができるのだと思います。この経験値は、その価値が下がることも、無くなることもありません。

「幸せと美しさに出会う仕事」は、社会においても大きな意味と役割があると思います。




◇ 結び。

まだまだ、ブライダルにかかわって31年ほどです。若輩ですが、書いてみました。

今、オンライン結婚式が施工される時代がきました。このことにより、ある意味、結婚式への敷居が低くなり、結婚式へ招待される頻度が高まればいいと思います。

オンライン、オフライン問わず、「結婚式の力」をもつプロたちが、せっかくいるのですから。より佳き姿形ができ上ってくることを、心から応援するとともに、心から願っています。

「幸せと美しさに出会う仕事」ブライダルの未来は明るい!と存じます。


では、では。

明日も、会いましょう!


尚、この投稿は、マガジン「ブライダルのプロたちへ、メッセージとエールを贈りたい!」へも掲載いたします。



出会ってくださり、ありがとうございます。サポートは、少し先で叶えたいことがあるので、そのために使います。目の前のことに、気持ちを込めて向き合って参ります。by takako