【セミナー】生成AI技術を利用したR&Dテーマの創出およびアイデアの保護テクニック
日時
2024年12月11日(水) 14:00~15:30
講師
日本橋知的財産総合事務所 代表弁理士 加島広基 氏
日本橋知的財産総合事務所 代表弁理士。
1999年東京大学工学部卒業,2004年弁理士登録。2021年に日本橋知的財産総合事務所を設立し,現職に至る。
弁理士法人IPXの押谷昌宗弁理士と共同でYouTubeにて「知財実務オンライン」の配信を毎週行っており,知財コンテンツの情報発信や専門家コミュニティの形成に努める。特許庁のI-OPEN PROJECTやIPAS事業に参画し,イノベーションを起こそうとする企業を知財面から支援。近年はスタートアップ・ベンチャー企業等のIT・ソフトウェア系の特許出願業務や知財コンサル業務を精力的に行っており,2024年3月には数多くのITスタートアップ支援実績が評価され特許庁第5回IP BASE AWARD スタートアップ支援者部門の奨励賞を受賞した。
著書に「ふわっとしたアイデアからはじめる新規事業を成功させる知財活用法(中央経済社,2024年)」等がある。
開催にあたって
本セミナーでは、生成AIと知的財産を駆使して、新たなビジネスの可能性を広げる方法をお伝えします。具体的には、漠然としたアイデアを実現可能な事業へと昇華させるためのイノベーション手法についてご紹介します。
近年、技術革新が加速し、新しい価値の創出が求められる時代において、企業の規模を問わず、新規事業の展開は成長のカギとなっています。知的財産の活用戦略と生成AIの先進技術を組み合わせ、ぼんやりとした発想を実際のビジネス機会へと転換するプロセスを、具体的な事例を交えながら分かりやすく解説します。
対象
生成AIを活用したい研究開発部門、知的財産部門の方など
プログラム
1.生成AIの登場によって激変するビジネス状況
1-1: 生成AIの技術進化とそのインパクト
1-2: 生成AIがもたらす新たなビジネス機会
1-3: 主要産業へのAI導入事例
1-4: 企業戦略の変化と生成AIの導入
2.生成AIと特許情報を活用して新規事業のアイデア出しを行うテクニック
2-1: 他社の特許情報を活用したアイデア出し
2-2: 自社特許の再活用による新規ビジネスの創出
2-3: SNSデータから潜在ニーズを発掘する方法
2-4: 生成AIを用いた特許情報分析ツールの活用
3.生成AIを活用した新規R&Dテーマ創出や特許文書分析サービスの紹介
3-1: 生成AIによるR&Dテーマ探索
3-2: 特許文書分析サービスの実例(サマリア、Tokkyo.AI)
3-3: データ駆動型のアイデア生成
3-4: 生成AIの未来と研究開発における影響
4.オープンイノベーションの高まりと共同研究における知財の活用
4-1: オープンイノベーションの進展
4-2: 特許情報を活用したパートナーシップの形成
4-3: 知財の活用による共同研究の成功事例
4-4: 連携における知財のリスク管理
5.知財権を活用して参入障壁を築くには
5-1: 知財権による競争優位性の構築
5-2: 特許戦略と参入障壁の構築事例
5-3: 模倣防止と知財権の保護
5-4: 競争優位性の持続を支える知財戦略
受講料
1名につき
会員 27,500円(本体 25,000円) 一般 29,700円(本体 27,000円)