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ひとりでがんばらないと決めたら、仕事が上手くいきはじめた。

こんにちは、四次元イラストレーターの西城澪です。

今回は、私が人に頼れないというコンプレックスを克服して協力者を得ることができた結果、仕事がうまくまわっているという話をしていきたいと思います。

どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

前澤ファミリーっていいな

ある日テレビをみていたら、ZOZOタウン元社長の前澤さんが映っていました。

その番組によると、前澤元社長はいつも前澤ファミリーという人たちを自分の周りにおいているんだそうです。

前澤ファミリーというのは、各分野の専門家集団のこと。

ファッションの専門家、ビジネスの専門家というように、各分野の極めた人たちを5、6人常に周りにおいて、協力を仰いでいるんです。

そうすることで私たちの知っている“前澤社長”っていうのが作り出されていたわけだったんですね。

それ見て、「いいな~!」と思わずつぶやいちゃいました。

だってめっちゃ楽じゃないですか。自分ひとりでやれることなんて限界があるし。得意な人に任せた方が、自分でやるよりカンタンに確実に理想近づけるし。

でもその後「あれ?」と思って。

そういえば私、ブログの代行を頼むようになったし、web管理もやってもらってるし、ビジネスのこともコンサルの人に相談に乗ってもらってるし、家事は旦那にやってもらってる。

なんか前澤社長ほどじゃないけど、ファミリーっぽくない?


なんだもう私、持ってたやん(笑)!


ってなりました。

過去の私

私は小さいころから、我慢強い性格でした。
欲しいものをねだったり、親に甘えたりしなくて「我慢して偉いね」なんてよく褒められていました。

そういったこともあって、私は我慢できる子、忍耐強い子だと思ってたんです。

それが自分の長所だと感じることもあったんですが、全てが控えめな人間だなとコンプレックスに感じることもありました。

そして気がついたら自分の意見を言えない人間になっていました。
あまりに喋らないから「しずか(静か)ちゃん」なんてからかわれたこともあったくらい。

でも本当はもっと喋りたい。私はこう思っていて、こんな風に感じているよって言いたい。そんな気持ちが心の奥底にずっとありました。

そして19歳の時に「もう我慢しねえ!」とニュージーランドに行って、そこからもうず〜っと好きなことを突っ走ってやってるんですけども。

でもそのニュージーランド時代でさえ、自分ひとりで全部やろうとしてたんですよね。絶対にまわりに頼らないし、悩みを相談するのもダメ!みたいな。弱音を吐いちゃいけないんだって、なぜか思っていました。

でも最近は、弱みを吐きまくるわ、スキあらば人に頼るわしてます(笑)

どうしてこんな風に変われたのかというと、フリーランスをはじめたことが一番大きい理由ですが、前に働いていた職場での経験もひとつのきっかけだったように思います。

お願い上手なあの子

前の職場で、愛嬌があって明るい人がいました。
仕事がすごくできるわけではないのですが、まわりを頼るのが上手で、そういった素直さからか上司はその人ばかり可愛がってひいきしているように見えました。

私の方が仕事できるのに、私の方が頑張っているのに、なんで評価されないんだろうともんもんとする日々。

考えた結果、私は気を張りすぎているのかな?と気づきました。
まわりの人たちが手を差し伸べる気を失わせてしまうオーラみたいなものをまとっているのかな、と。

次の職場では、例の可愛がられる人のマネをしてみました。というか自然とそうふるまっていました。

バイトという立場もあり、責任が軽いので仕事はとても気ラク。
同人イベントの時はどれだけ忙しかろうと遠慮なく有給をとり、仕事中はバリバリお菓子を食べながら雑談をして、朝もっと寝たいときは堂々と遅刻したり。

それまでの私からしたらとんでもなく不真面目です……。

でもそうしたら仕事を褒められるようになって、上司からも可愛がられて毎日お菓子をもらえるようになりました(笑)

これは自分にとって、すごくいい変化でした。

ひとりで頑張ってたときの焦りとか閉塞感みたいのがうすくなってきて、我慢せずにやりたいことができるように少しずつなってきたんです。

思えば昔からそういう人が羨ましかったんですよね。まわりに助けられて可愛がられる人とか、ラクに生きている人が羨ましくもあった。

それがこの経験から、「なあんだ、私も人に頼れるじゃないか!」と少しずつ吹っ切れていったんだと思います。

まわりを頼って目の前のことに集中

今の仕事でもこの経験が生かされています。

ひとりで何もかも抱えていたころは、イラストの仕事で手一杯でも

「Twitter 投稿しなきゃ、ブログ記事書かなきゃ、note書いて動画も投稿して、イラスト添削の募集かけて営業しなきゃ……」

そんな“やらなきゃいけないこと”がずっと頭の中にあって、常に追われている気持ちでした。

でも最近は「今月は記事代行ひとつ頼めてるし、明日コーチングあるから何か生活のこととか相談しよう!」というように、“やらなきゃいけないこと”の焦りをひとつひとつ消すことができるようになりました。

この安心感たるやいなや。私はイラストにちゃんと時間をかけよう、目の前の仕事に集中しよう。
そう思えるようになったんですよね。

ちなみに私がいま持っているファミリーはこんな感じです。

【ファッション】
 洋服のサブスクリプション。
 要望、体型、肌や髪の色に合わせてプロのスタイリストが
 コーディネートしてくれる。

【ビジネス】
 コーチングトレーナー。
 マーケティングから生活の悩みまで相談に乗ってくれる。

【経理】
 税理士。日々の記帳や確定申告を任せている。

【ブログ、note記事】
 友人のライター。ネタを送って伝わりやすい文章にしてもらっている。

【Webサイト管理】
 Webデザイナー。
 Web制作とその管理、line公式アカウントのバナーの制作などを依頼。

【家事】
 旦那。家事が好きなので主夫としてがんばってもらってます!

こういったファミリー(頼れる人、場所)を作ったおかげで、ブログや動画配信、HP作りなどがたくさんできるようになったり、自分の商品作り(教材、添削サービス)がスムーズにできるようになりました。

まわりに頼りすぎてだらけちゃうときもあるのでそこは反省しつつ、ときには頼られつつ。
そうやっていろんな人とバランスよく関わって生きていけたらいいなと思います。

私のこの体験が、ひとりですべてを抱え込みがちな方の助けになればうれしいです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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