バスケットボールのドラマといったら
「ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜」 2009年
山P主演のこの作品ですよね。ブザービートというのはこのドラマの造語ですわね。試合終了のブザーがなる直前にシュートを決めて逆転勝利!って時のシューターのことをブザービーターって呼ぶんですね。山P演じる、上矢直輝はこのブザービーターとしてチームを勝利に導くことになるわけですね。きっと。
何を隠そうこのドラマを私はリアルタイムでは観ておりません。恐らくですが、自分、バスケットボール経験者なので怖くて観ることができなかったんだと思います。そうに違いありません。
しかし、昨今の日本バスケットボール界の盛り上がりもありますし、当時の様子もちょっと気になって、15年の歳月を超えて絶賛FODで視聴中のコチラのドラマについて語っていきたいと思います。
第1話、かなりの尺をとって試合のシーンをやってましたね。いや、皆さん上手ですよ。(上から目線ですみません)永井大さんなんてめちゃくちゃうまい。山Pだってめっちゃ練習したんだと思います。でも、なーんか違う。でもね、そんなこと言わずに観ておけばよかったですよ。だって、相武紗季ちゃんが悪女役やってるんですもん。もうこの作品は相武紗季ちゃんが主演と言ってもいいぐらい見応えがあります!
代表的なセリフをあげておきましょう
「一回寝たぐらいで勘違いしないで」
悪い子ですねー。相武紗季ちゃん演じる七海菜月が金子ノブアキ演じる代々木廉とうっかり一夜を過ごしちゃうんですね。その後もアプローチをかけてくる代々木に菜月がこんな悪い子セリフを言うわけですね。
劇中キスシーンもいっぱいありますし、タバコも吸ったりするんですよ! 悪い子!
ん? これ、似たようなセリフを別のドラマで観たな…。
(平安時代のあのドラマで、ファーストサマーウイカ様がはんにゃの金田に言ってましたよね。)
さて、ドラマの中身ですが、正直、バスケなんてどーだっていいぐらい恋の話なんですよね。これぞ月9! OLっぽい服着ていたり、みんな流行りの髪型をして、おしゃれなお店でみんなで飲んだり、海に行ったり、俳優さんたちは、やたらシャワー浴びたり。そんでもって、ここぞってところでB'zの主題歌「イチブトゼンブ」が入る! これはみんな観るよねー。
ところで、相武紗季ちゃん演じる菜月はどんな心情だったのかな? それを追うだけでもドラマの勉強になりますね。きっともっとぐいぐい山Pにきて欲しかったんだと思うのですが、残念ながら自分に自信が持てない山Pはぐいぐいいくタイプじゃないんですよね。結婚に煮え切らない山Pにイライラしていると菜月は自分でも思ってたのだと思うのですが、そうじゃないっ! あんたは山Pのことなんか初めっから好きじゃないのよ。あなたみたいな悪い子はもっと悪い男じゃないと満足できないのよっ! まあ24歳ぐらいの設定ですが、そうだよね。その頃って、好きって何? みたいなお年頃だもんね。そしてまた悪い男と関係を重ねちゃうのよ。
そういう、揺れる心情みたいなのが意外と当時の女子たちに共感されたんじゃないかなと思います。
そんな、山Pみたいな人には男子バスケットボール日本代表ヘッドコーチのホーバス監督みたいな、自分に自信を持たせてくれて、ダメな時には叱ってくれる北川景子ちゃん演じる白河莉子みたいな女の子がいいに決まっているのよ!
うまくできてるよなー。みんな納得するもの。
あっ! このドラマにも「はんにゃ」出てる!
てことで、まだ視聴中ですけどますます盛り上がってきた第4話!
わー! えー! やばいな! 次回も気になるー!!
みんさんもぜひ観てみてね! 2号でした!
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