愛に溢れた師弟関係！ドラマ『Jimmy～アホみたいなホンマの話～』

長尾です。

暑かったり雨が降ったりした日には、映画鑑賞がはかどります。
そこで今日は、最近観てすごく学びが多かったドラマをご紹介します。

『Jimmy～アホみたいなホンマの話～』

Jimmy～アホみたいなホンマの話～ | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

「Jimmy」とは、お笑い芸人・画家のジミー大西さん（ジミーちゃん）のことです。
本作はジミーちゃんと明石家さんまさんの出会いや師弟関係になるまでのドラマが描かれています。

師を決める、弟子を取る、両方の覚悟

「師匠・弟子」と聞いても、一般の業界では聞き慣れないかもしれません。
しかしお笑い業界ではもちろん、スポーツの世界でも経営の世界でも、大きな結果を残す人の多くは「師」と呼べる人の存在があります。
私が大好きな実力派俳優の藤原竜也さんは、故・蜷川幸雄さんが師匠です。
そして私の周りの経営者や実業家の方も、「師弟関係」を非常に大事にしている方が多い。

師を決めると、その人が右と言えば右、左と言えば左です。
これを聞いて素直に「なるほどそうか」と思える方は、さっさと師を決めて自己実現をされるべきです。笑
「それは左でしょ…」「そうは言っても…」と思うことが大半。私はそうです。

ジミーちゃんはその天然な性格も後押ししてか、さんまさんや周りの仲間が言うことをとにかく素直に受け止め、そのまんまやろうとします。
そのことによって失敗している場面もたくさん描かれていますが、その素直さや忠実さが「弟子は取らない」と言っていたさんまさんの心を動かす決め手になったことは間違いないでしょう。

自分の特徴を生かしてくれる人といる

『Jimmy』を観ていても、ジミーちゃんのエピソードを聞いていても、多くの方が感じることがあるのはないでしょうか。

「コイツ、イカれてる…！！！」
※誹謗中傷ではありません。ジミーちゃんのこと大尊敬してます！

そう、物語の序盤にもあったように、世の中の大半の人（ジミーちゃんの学生時代の同級生とか）はジミーちゃんのことを「変だ」と捉え、いじめたり関わらないようにしています。
そのことでジミーちゃん自身も、自分は無価値なんだと思い込んでしまいます。

しかしさんまさんは違いました。
ジミーちゃんの「変」な部分を「おもろいやつ」と捉えて生かしたのです。
そのことでジミーちゃんは生き生きして、能力を開花させていきます。

同じ人を見ても、見る人によって見方は変わります。
「誰といるかで人生は決まる」というのは本当だと改めて感じました。
そして自分自身も、さんまさんのように人のいいところや可能性の部分に焦点を当てる人になる必要があるな、とも感じました。

さんまさん役の玉山鉄二さんがとにかくかっこいい！

最後の推しポイントそれかい！っていう感じですが。笑
人気絶頂のさんまさんを演じる玉山鉄二さんがもうとにかくかっこいい。
現在のさんまさんもめちゃくちゃモテると思いますが、当時もモテモテだったんだろうなあと想像させられる振る舞いや色気です。

玉山鉄二さんはもちろん、ジミーちゃん役の中尾明慶さんの名演技も見どころです！

出典：https://www.netflix.com/jp/title/80138672

エンドロールで島田紳助さんやダウンタウンさんなど数々の大物芸人の若かりし頃の貴重な写真が流れる『Jimmy』。
まだの方はぜひご覧になってみてくださいね。