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ターニングポイント

歴史を学んでいて感じることは、印象操作というものが非常に多いのです。

徳川家は豊臣家のことを悪く言うでしょうし、明治維新では徳川家のことを悪く言います。

勝者が歴史を残していくのが世の常ですので、それは仕方のないことかもしれません。

そういったターニングポイントでは、正しいことを言えば殺されていたかもしれません。

だからこそ、後世の人は歴史を見るときには、その辺を考慮する必要があります。

正解、不正解と言った話ではなく、当時の状況を想像したり、本当の狙いをイメージしたり、お金の流れを調べたりすることで、視野が拡がります。

一人の話を信じるのでなく、いろんな学説に触れながら、吟味していくプロセスが歴史を学ぶ楽しさなのかもしれません。

手っ取り早く誰かの話を信じることの方が簡単で楽な作業です。

しかし、そうではなく、手間をかけて複数の情報源を自分で調べるというプロセスを大事にしたいものです。


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