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R4年版 PRとマーケティングの違いについて

みなさん、こんにちは!!

注意⚠️
この記事は平成フラミンゴの動画の流しながら書いているということで、ニヤニヤしながら書いております。

雑誌・協会・同業他社の中長期計画プラン等の、様々な媒体から日々PRについての知見を広げています日向(ひなた)です。

ここで、PRとは何かを知らない方のために説明を挟んでおきます

PR(パブリックリレーションズ)のことで、ステークホルダーとの関係を深めるものとして考え方が示唆されています。

今回の記事ではPRに優位性を置いてマーケティングと比較していきたいと思います。

大きな違い

情報の発信者

みなさんご存知の通り、2020年のデータ量は59ZB(ゼタバイト)あると言われています。
どれぐらいのデータ量になるのか全然イメージ湧かないかと思いますので、計算して更にわかりやすい指標に直してみました。

59ZBのデータを保存するためには・・・・・・

iPhone(256GB)が2534億307万464個必要でした!!

iPhoneの販売・契約・サポート業務にあたっていた頃には、他人のスマホの中身を見ることができていたのでお話しますが

人がスマホの中に格納するプライベートな情報は、64GBも使っていないことに気づきました。

これは、都会と地方で比べた際にも同様のことが言えます。

東京や大阪だからといって、個人の持つデータ量が多いということは、ありませんでした。

そのため、インターネット上に溢れるデータには個人的に必要になるデータは多くはなく、ほとんどが業務用に使われるデータであると推測されます。

また、59ZBのうち何割が嘘の情報で本当の情報か気になるところではありますが、調べても出てきませんでした。

誰もが情報を容易く発信できる社会の中で「信用できる情報」を掴むことが、事故やリスクへの対処として現代人が求められる能力です。

つまり、マーケティングという広義の意味での広報活動がある中で、PRという言葉があるのは、関係や認識から生まれる信頼をそれ以外の情報でいかにして発信するかという点に違いがあると私は考えます。

簡単に言えば、情報の透明性が保証された人・コンテンツからの発信が大切ということです。

権威のある人が必ずしも正しい情報を伝えるとは言えませんので、情報の発信者・内容・コメントの3つが重要視される社会になってきているかと思います。

その反面、マーケティングでは広告も手段の一つとして数えられるため、簡単に情報操作や、大金を積むことのできる大企業の情報が信用されやすくなる傾向にあります。

また、M&Aによる買収が盛んな日本では、革新的で現代的な文化を持った企業が成長しリードしていくことが難しいと言えます。
PRが根づくことでGAFAのような企業を生み出す可能性を秘めていると思いませんか?

コミュニケーションの仕方

前提の知識としてマーケティングとPRの関係性をイメージしてみましょう

PRとマーケティング領域

マーケティングの中にPRがあると思われがちですが、実はそうではありません。

PRとマーケティングが目指すべき目的は一緒にも関わらず、目的までの道のりは全く違います。

消費者行動でよく使われる法則に「AISASの法則」というものがあります。

Attention ,  Interest , Search , Action , Shareの5つのプロセスがあり、消費者を過程ごとに分類してそれぞれのアプローチをしていきます。

このAISASの法則におけるアプローチの効果・質を高めるためにPRの理解が必要だと考えています。

従来のマーケティングは一方向のコミュニケーションなんてよく言われていますが、まさにその通りです。

TVCM等がそれに該当するわけです。

しかし、「TVCMを打つことが間違っている。」「現代的ではない。」と言いたいのではありません。

発信する側と受け取る側で考えてみてください。

広告を打つ側の気持ちは『費用対効果が悪い』と、
受け取る側の気持ちは「あの女優・あの俳優(かわいいな!かっこいいな!)」と思うはずです。

※広報担当者は「こんな意図がありそうだな」「イメージに合ってるすげえ!!」と参考にCMを拝見してます。
最近のお気に入りCMはなんといってもほろ酔いのCMです。あのCMはZ世代を意識して作られています。   …….きっと。

一方的なコミュニケーションでは認知を上げることに強くても、目的である「売上を上げる」には繋がる確証はないですよね。

そこで、PRの出番というわけです。記事の最初でパブリックリレーションズを「ステークホルダーとの関係を深めるもの」と執筆しました。

ステークホルダーとは、企業利益に関わる人を指し「従業員」や「消費者」なんかも含まれるんです。

つまり、情報を発信した相手が直接的に購入してくれなくとも、「従業員が友達に心から自社商品をお勧めしたい」「消費者が購入後にSNSでシェアしたい」と企業からの情報をネットワーク上に広めていくことを作り出すことがマーケティングとしてのPRの役目だと考えます。

マーケティングが 企業→個人だとしたら

PRは 企業→個人&その周囲の人たちに

情報を発信していきます。

最後に

マーケティングやPRには教育に近いものを感じています。

私自身、大学時代には高校教師になりたいという想いがあり、教育については今でもやり続けたい仕事だと心から思っています。

広告代理店やPRコンサルタントのような肩書きで商売をする前に

まずは、自分の会社や自分自身をPRできなければ説得力もありません。

人への教育の最終は自己実現。企業への教育の最終は企業理念の達成ということを忘れなければ

互いに愛見えることもなく良きリレーションが築けると信じています。


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