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Nikon Z 50撮影記:秋を感じ、レンズを感じ

2024年9月10日。

ここ数日夏が戻ったかのような気温。
今日も朝から暑い。
とはいえ、天気が良い休日は貴重なのでカメラを持って出かける。


サビのたれ具合が美味しそうな橋

Nikon Z 50+AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
RAW撮影 Adobe Lightroom Classic現像
カメラ構えてたまま移動して躓いた記念のキャッツアイ

Nikon Z 50+AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
RAW撮影 Adobe Lightroom Classic現像
小さな水門のバルブは他にも多数あった

Nikon Z 50+AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
RAW撮影 Adobe Lightroom Classic現像

しばらくは、AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8Sを中心に使おうとしている。
マニュアルフォーカス(以下、MF)の感覚を取り戻すにはとにかく数を撮らないと。

EVFのピーキング表示は無しに落ち着いた。
やはり強調表示されると気が散る。
そして、フォーカスポイントがMF撮影時非表示に設定できることを後から知った・・・
いかに説明書を読んでいないかが露呈する。


橋から望む橋

Nikon Z 50+AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
RAW撮影 Adobe Lightroom Classic現像
背中方面にはもっと昭和感のある家屋などが多数あるが今回は行かなかった

Nikon Z 50+AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
RAW撮影 Adobe Lightroom Classic現像
小さな水門の蓋がこうなっているとは知らなかった

Nikon Z 50+AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
RAW撮影 Adobe Lightroom Classic現像

やはりMFレンズは興味深い。
慣れてくるとオートフォーカス(以下、AF)には及ばないにしても素早いピント合わせが可能になる。
その時の達成感はひとしお。

個人的に気に入っているのは微妙な調整が可能なこと。
AFでは合わせにくい条件でもMFなら意図するところにピントを合わせることができる。
合った(合わせた)と思っていただけで合焦していないことも多々あるが。


黄色みを帯びた葉に秋の訪れを感じる

Nikon Z 50+AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
RAW撮影 Adobe Lightroom Classic現像
銀杏の実はまだ匂っていない

Nikon Z 50+AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
RAW撮影 Adobe Lightroom Classic現像
落ちる前の実をこんなにしっかり見ることはあまりない

Nikon Z 50+AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
RAW撮影 Adobe Lightroom Classic現像

通常は手持ち撮影のため、微妙な揺れがある。
歳を重ねるごとに手ブレの抑えも効かなくなってきているように感じる。
スナイパーのような気分で息を殺し、自身のブレを認識したうえで絶妙なタイミングをもってシャッターを切る。


以前挑戦してイマイチな撮れ方だったベンチ

Nikon Z 50+AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
RAW撮影 Adobe Lightroom Classic現像
誰が入れたのか切り株の中に小枝が

Nikon Z 50+AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
RAW撮影 Adobe Lightroom Classic現像
照明にAI Micro-Nikkor 55mm f/2.8Sの魅力が出ている

Nikon Z 50+AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
RAW撮影 Adobe Lightroom Classic現像

故に、適度ではあるが身体づくりも欠かすことができない。
腹筋、スクワット、腕と肩。
最近は無理してトレーニングを行うと怪我になってしまう。
筋肉痛や痛めたではなく、怪我。


今日のテニスコートは賑わっていた

Nikon Z 50+AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
RAW撮影 Adobe Lightroom Classic現像
以前モノクロで撮りまくった門

Nikon Z 50+AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8SR
AW撮影 Adobe Lightroom Classic現像
AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8Sのキレが感じられる枝振り

Nikon Z 50+AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8SR
AW撮影 Adobe Lightroom Classic現像

産声を上げたときすでに沖縄は日本になっていたが、ドイツは東西に分かれ、ソビエト連邦があり、ミャンマーはまだビルマだった。
公共交通機関では当然のように席に灰皿が用意されており車内はモクモク、親戚の集まりでは未成年に酒が振る舞われ、コンプライアンスやハラスメントなど存在しない時代を過ごした。


葉の一部に当たる光を

Nikon Z 50+AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
RAW撮影 Adobe Lightroom Classic現像
夏から秋へ変わる途中

Nikon Z 50+AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
RAW撮影 Adobe Lightroom Classic現像
日差しは強かったが真夏とは違う

Nikon Z 50+AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
RAW撮影 Adobe Lightroom Classic現像

さて、加齢による体力の衰えはさておき、ところどころ秋を感じられるようになった。

黄色みを帯びた葉の色。
日差しの角度と色。
風の温度。
草の匂い。

気温はまだまだ高いが、夏のそれとは異なる。

季節を感じながらカメラを向けピントを合わせる。
あれこれ考え、移動したり。
MFレンズで撮ると、より深く撮影に向き合える気がする。
決してAFレンズが向き合えないというわけではないが。


照明のガラスにピントを合わせ木が透ける様子を狙ったが木に合焦してしまう

Nikon Z 50+AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
RAW撮影 Adobe Lightroom Classic現像
秋の始まりが感じられるがもう少し立体感のある位置取りにすれば良かった

Nikon Z 50+AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
RAW撮影 Adobe Lightroom Classic現像
開放ではなくもう少し絞ればよかったのかも知れない

Nikon Z 50+AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
RAW撮影 Adobe Lightroom Classic現像

AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8Sは決して高価なレンズではない。
新品で4万円くらいだった安価なレンズ。
しかしながら、その解像力、特に合焦した部分のキレは価格以上のものだと思う。
反面、とろけるようなボケは得意ではない。これは、DX/APS-C機だからではなくFX/フルサイズ機で撮っても同じ。


奥の花に止まりそうだったから待っていたのに手前に止まった蜻蛉

Nikon Z 50+AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
RAW撮影 Adobe Lightroom Classic現像
目が疲れて中央の木漏れ日ではなく手前にピントが合ってしまった

Nikon Z 50+AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
RAW撮影 Adobe Lightroom Classic現像
きっと食べられないだろうキノコ

Nikon Z 50+AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
RAW撮影 Adobe Lightroom Classic現像

数年前まで製造されていたとは言え、デビューは40年以上前のレンズ。
最新のレンズには遠く及ばないだろう。
ただ不思議とAI Micro-Nikkor 55mm f/2.8Sで撮った写真に過度なレタッチを加えたくないと思ってしまう。

写真としての作品と作品としての写真の違いのようなものなのだろうか。


相変わらず通行止めでそのまま朽ちてしまうのでは

Nikon Z 50+AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
RAW撮影 Adobe Lightroom Classic現像
50mmと55mmで大きく変わらないように思うが撮ると55mmのほうが収めやすい

Nikon Z 50+AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
RAW撮影 Adobe Lightroom Classic現像
紅葉のシーズンになったらきれいだろうなと思う

Nikon Z 50+AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
RAW撮影 Adobe Lightroom Classic現像

と、まぁこうして無駄に考えてしまうのです。

しかし、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VRの望遠側50mmと5mmしか変わらないのに、AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8Sのほうが切り取りやすいのはなぜか不思議。
だから、微妙な焦点距離のレンズが販売されていたりするのでしょうか。


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