沈む夕陽をNikon Z 50で
今の時期ですと18時ちょい過ぎくらいからが夕陽に臨める時間帯でしょうか。地域によっても異なるかも知れません。
少なくとも私が撮影した時(2024年6月19日)は18時20分くらいから。
まぁ明日(2024年6月21日)が夏至になので、今後は日毎に陽が短くなっていきますね。
なかなかこの時間帯に撮影することができません。
今回は絶好の機会でした。
到着時はまだ陽の高さがあり、スケスケの東屋に反射しています。
まぁ雰囲気を出すのにオレンジ系を中間色で乗せています。
予定ポイント前の駐車場。
この赤い空間を今まで撮りたかったのですが、時間が合わず薄暮になっていたわけです。
こうして目の前にすると気分が高揚します。
ゴーストもまたよろし。
この影絵みたいな図が欲しかった。
時間帯を狙って夕陽を撮るのは人生初。
帰宅時間真っ最中なので、ほどよく自動車も通ります。
これはちょっと残念。
自転車に気を取られて夕陽が切れてしまいました・・・
浮かれた気分で撮っているからこういうことになるのです。
次回はもう少し意図した撮影ができればと。
しかし、今日のこの瞬間は二度と無い。
水面に走る夕陽。
光のまわりにトゲトゲって出したかったので、最大まで絞ってみましたが、レンズによって光条がよく出る絞りがあるみたいで・・・
こういうの撮らなかったから全く把握していませんでした。
そうこうしているうちに、夕陽が雲に隠れてしまいます。
半分切った燃料計のように、傾き始めて一定の位置まで達すると進みが早くなる気がします。
偶然飛行機と鳥がフレーム内に。
沈みゆく太陽を眺めているのもまた風情。
完全に雲に隠れて、今日はここまでかと諦めかけたのですが、雲の下が赤くなっているのでもしやと待つことに。
しかし、稚拙な表現ですが、自然ってすごいですね。
改めて向き合うとその美しさ。
雲の上部が光っているあたり、神秘性を感じます。
まぁ毎日これが繰り返されているので、だから何?と言われればそれまでですが。
元気玉のように下から出てきました。
出てくるも何も最初から出ていますし、自分たちがいる場所が動いているのですから、まぁ隙間から見えても不思議じゃないけれども、雲から太陽が滴り落ちてくるような。
奥に見える地域に太陽が迫っていく感じです。
感動すら覚えます。
こんな日常のひとコマで感動しているのですから安いものです。
もっと景色が良いところで見たらどれだけ感動してしまうのでしょうか。
それでも、カメラを持っていなかったら、こうして感動しながら夕陽を見ることなど無かったでしょう。
完全に沈むと、いつもの感じです。
これまでの感動的な時間帯を知らずにここに来ていたわけです。
撮影も満足しましたが、一連の夕陽を望めたことも良い収穫。
して、反対側を見上げれば月が光っています。
Lightroomでハイライトを目一杯下げて月の表面が見えるようにしています。
そのままだと白い丸です。
良く記録されているものだと感心。
しっかりとセンサーが受け止めているという証拠ですね。
ザクみたいな位置で月。
この瞬間、頭の中はガンダムでいっぱいでした。
さっきのに気を良くして、こっちも隙間から。
風車みたいな物体が月をすくうシーンも面白いかと考えましたが、回転が逆でした・・・
そして、ユスリカとの再試合では有効打を与えることに成功。
久しぶり(と言っても1週間ぶりなだけですが)の撮影の締めくくりには最高でした。
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