Nikon Z 50撮影記:はじめての効果系フィルター K&F Black Diffusion 1/4(ブラックミスト)
PLフィルター以外も試してみようということで。
ブラックミスト。
写真ネタの記事とか読んでいて、気になっていたのです。
NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VRのフィルター径は46mm。
最初はKenkoのブラックミストを検討していたのですが、このフィルター径はレギュラーラインナップに無い。
それで、K&F CONCEPTのNANO-K Black Diffusion 1/4。
XじゃなくKの方です。
初めての効果系フィルターですのでお安いやつを。
して、あまり強烈な効果だと困るのと、その逆でも困るので1/4を選択。
街灯や信号などの光がぼわっと。
なんか良い感じです。
画像は全てLightroomのAIノイズ除去を適用しています。
赤信号だらけです。
歩行者用信号の中身が残ったまま周囲がぼわっと。
エッジが残ったまま強い光に効果が表れています。
ゴーストが出ていますが、この場面ならそれほど気にならないかと。
このくらいならPhotoshopで処理できますので。
効果の味と捉えるか、否か。
重要な場面なら、あまりよろしくないかも知れませんね。
というか、フィルターのせいなのかレンズ特性なのかわかりません。
フィルター外して試せば良かったのですが、暗いし暑いしで横着しました。
以前から気になっていたエリア。
シーズンでも無いのにイルミネーションが煌々としていまして。
草刈り機ロボットの実演がなんとかとか看板には書いてありました。
Black Diffusion 1/4の効果で、ちょっとだけゴージャスな感じになっているのではないでしょうか。
NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VRは、安価なレンズにしてはキレがあると感じますので、フィルターのソフト効果があったくらいが丁度よい気もします。
眠いのとはちょっと違う、柔らかさと言ったらよいでしょうか。
しかし、状況によっては、光のボケ具合がくどく感じるかも知れません。
と、ここまで書いて、AIノイズ除去で丸くなっているでは?と気付いた次第です。
夜の公園。
街灯からしか効果が判断できません・・・
とはいえ、雰囲気は良好です。
ただの公園が少しだけ幻想的。
モノクロ化してみました。
ん?効果?
全体的な雰囲気が効果の表れ?
フィルター無しだともう少し光が固くなるのかな。
にしても、今回のモノクロは個人的に高得点。
光源をフレーム外にしての一枚。
なんかレトロっぽくて、フィルター使いましたよ的な写真なのかなと。
この場面だと、テールランプのぼわっとした感じもしつこくないように思えます。
街路樹で光源を隠して。
これは・・・効果がわかりません。
で、シャドウに青乗せてます。
対向してくる自動車のヘッドライト。
こういう場面はわかりやすいのかも。
照らされた草の具合が柔らかい気がします。
本当は日中に試したかったのですが、次の休みまで待てません。
ということで夜になってしまったわけです。
もう少し使ってみないと判断つきませんが、最初の印象としては良好。
Black Diffusion 1/4(ブラックミスト)フィルター、結構楽しめるかも。
アプリでなんでもできる時代ですが、フィルターによって生み出された場面を撮るのとでは、例え同じに再現できたとしても意味合いが異なると思います。
フィルターを使った写真は、画像処理でもフィルター無しには戻せないでしょうから。
まぁAIが進化したらそれもわかりませんが。
カメラはデジタルですが、撮る行為はアナログで、それを楽しむ。
後から加工できない制約の中で、いかに自身が納得できる写真が撮れるようになるか。
効果系のフィルターは、そういう事を楽しませてくれる気がします。
ちなみに、ネジ込みも良好、外れにくいこともなく、レンズキャップもOK。
沈胴したときに干渉もせず。
K&F CONCEPTの製品は初めて購入したので、品質について少々心配していましたが、私が購入したBlack Diffusion 1/4に限って言えば問題なしです。
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