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今年最後の記事

  前にもいったように、今はマルサスの「経済学原理(小林時三郎訳)」の熟読を進めている。今の時点では、上巻の300ページまで読んだ。この本の内容はマルサスとリカードの論争で、マルサスの主張に対する反論もあるので大変難解である。飲み込みの難しさは、ソースティン・ヴェブレンの「有閑階級の理論」よりも上だと思う。しかも、これに対する解説書も見つからなかったので、研究には相当な労力がかかる所だ。恐らく、経済学原理についての記事を作るのは、来年の夏移行になってしまうだろう。

 だが、私の力量ではそれくらい時間をかけない限り、マシな記事にはならないだろう。ましてや古典のような書物は、才能がある人物でも何度読んでも足りないのだ。それくらいは価値がある。もちろん、古典の熟読以外の研究方法を軽視してはいけないが。

 タイトル通りに、今年はこれが最後の記事になります。それでは皆様良いお年を!