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エンジェル・ウォーズ(サッカーパンチ)
2011年頃書いた映画感想文
『エンジェル・ウォーズ(サッカーパンチ)』
「300」「ウォッチメン」のザック・スナイダー監督作品。
見に行ってきました。レイトショーで、観客は僕を入れておよそ10名。僕は字幕派なんですが、吹き替えのみの上映でした。
エンジェルウォーズってのは邦題で、原題はサッカーパンチです。
サッカーパンチじゃわけわからんからエンジェルウォーズにしたんだろうけど、なんかイマイチだね。
それにしても作品の内容を説明するのが難しい・・・なんと言ったらいいのやら。
改造セーラー服やらボンデージやら、半裸のオネエちゃん5人が、ゴシックな世界観の中、日本刀やマシンガンを使って、ガスマスクをつけたナチスドイツ風ゾンビやドラゴンなどと戦う映画です!
じっさいは違うけど、本質はたぶんそんなもんだな。ザック監督の中二病全開って感じです。日本の漫画とアニメと格ゲーを足してそこに洋ゲーの一人称視点ゲームを掛けたとか、そんなテイストでございます。もうすごいすごい。お腹いっぱい。
最近読んだ心理学の記事にシューティングゲームのことがありました。
シューティングゲームは、
弾を撃つ=射精
敵に当たる=着床
っていう男性的な面があるんだそうです。
その受け売りですが、本作は「男根の象徴たる銃」を半裸のオネエちゃんが発射しまくってます。これすなわちザック監督のリビドー全開ということですな。オネエちゃんたちの劇中でのリアルな仕事(◯婦)を考えるとまさにね。
少々ネタバレになってしまいますが、エンディングは、「未来世紀ブラジル」と「カッコーの巣の上で」を足したような感じ、と僕は思いました。
あのやるせなさ。
そのためか、エンドロールが始まると同時にほとんどの客が帰ってしまいました。失敗したー!って思ったんだろうな。最後まで見てたのは僕含めて3名でした。
ま、悪くはないけど、正直僕も、最後までお祭り騒ぎしてほしかったなー、という気持ちはあります。シリアスすぎというか、後味が悪いんですよねー。いまどきロボトミー手術とかなあ・・・
とにかく本作はザック節全開のビジュアル重視!話は二の次です。スローモーションなどにかっこ良さを感じる人は見るべしです。
僕はDVD出たら、スローモーションをさらにスローモーションして、
カッチョいいアクションがどのように動いてるのかを再確認したいと思います!おもにオネエちゃんたちの太ももを。
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