木更津キャッツアイ 日本シリーズ
2004年頃書いた映画感想文。
『木更津キャッツアイ 日本シリーズ』
木更津キャッツアイはクドカン脚本で2002年1月~3月までTBS系で放送されたドラマで、現在のところ僕が最後まで見続けたドラマでは最新作になります。当時の日誌を見るとかなりハマっていたのがわかります。
んで「日本シリーズ」はそのTVドラマの映画版です。TVシリーズと同様に一回表から始まり、途中で巻き戻して1回裏になるという手法を使っております。これが木更津キャッツアイの最大のウリであります。
ストーリーは・・・
TVシリーズで余命半年と告知されながらも、1年も生き続けている主人公「ぶっさん」。仲間達とともに以前となんら変わらない生活をおくっていたが、突如として大事件が!
死んだはずの木更津の守り神「オジー」が生きかえった!
そこから物語は進行し、
・氣志團とのギグ
・年の差20歳の弟が産まれる?
・ぶっさんの恋
・偽札事件
・何故か南の島へ
といったように、見てもらわないと訳のわからない展開になります。
冒頭の未来のバンビたちの姿はVシネチックだし、
哀川翔はかっこよすぎだし、
氣志團のギグは盛り上がるし、
ぶっさんの恋の唄はかなりクサいし、
小ネタと伏線を生かした脚本は相変わらずすごいし、
こんなんで終わりかよ、とガックリした所のとどめのオチが笑えるし、
酒井若菜に「SEX」を連呼させてるし、
ユンソナは正直どうでもいいし、
ぶっさんと仲間達の友情はアツイし、
ラストはぶっさんの遺影撮影だし、
TVシリーズ以上に満足できた作品でした。
だけどさ・・・
ぶっちゃけますと映画である必要ないよね。
秋の2時間スペシャルとかで充分ですよ。
あんま金かかってなさそうだしね。
だから映画としては点数つけられません。
しかし非常に面白かったので満足度95点です。
DVD-BOXほしい。
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