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モールス

2012年頃書いた映画感想文。

モールス

スウェーデン映画「ぼくのエリ」のハリウッドリメイク。
「キック・アス」のクロエ・グレース・モレッツ嬢がヒロインを好演。
舞台をスウェーデンのストックホルムからニューメキシコ州ロスアラモスに変え、さらに主人公たちの名前も変更。それ以外はほぼ同じ、まさにリメイク。

雪が積もる街、12歳のいじめられっ子オーウェンは、隣に越してきた「たぶん12歳」の少女アビーと知り合う。アビーはいつも裸足の不思議な少女。オーウェンはアビーの魅力にひきつけられていく・・・
といったお話。
どうしてもオリジナルと比較しながら見てしまうので、イマイチ集中して見ることができませんでしたが、とりあえずはっきりと言えることは、オリジナルよりわかりやすいってこと。オリジナルはちょっとわかりにくい表現が多かったのです。それにしたって分かりやすすぎやしねえか、って気もしないでもないけど、あまり深く考えずに見ることができますね。

あとオリジナルとの一番の変更点は、オリジナルではヒロインに去勢痕があった、すなわち元男だったのに、リメイクではそういった表現がなかったこと。表現がないだけでオリジナルと同じかもしれないけど、
「女の子じゃない」ってセリフがあったけど、クロエ嬢が元男なんて納得できん。なのでアビーちゃんは女の子でございます!!

オリジナルはクライマックスのプールのシーンからラストのモールス信号まで、鳥肌が立つほどゾクゾクしたんですが、リメイクでは、たしかにホラーだとは思いましたが、鳥肌が立つほどのゾクゾク感はありませんでした。
しかしその後のエンドロールが白地に黒文字ってのがかっこよかったなー。
あそこだけ米国映画っぽくなかった。
間違いなく言えることは、
おばちゃんぽかった「エリ」よりも「アビー」の方が可愛いということ。
とりあえずクロエ嬢に血を吸われてえ。
吸われてえ・・・

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