映画と文学(文学とは何か⑫)
映画は総合芸術である
。
物語があり、音楽があり、映像がある。
現実をハックする力が強い。
訴求力、
波及力がある。
視覚、聴覚、この頃では触覚、嗅覚に訴える映画館もある。
食べるものを考えれば、味覚も用いることができる。
テーマソングを、現実世界で口ずさむ
。
『リリィ・シュシュ』は強烈だった。(後のSalyu。)
文体を楽しむ。
マトリックスとか、ジョン・ウーのアクションとか、レオンの生活とか。
現実世界が違って見える。
俳優さんに興味をもつ。
監督に興味をもつ。
パンフレットの情報
をじっくり、舐めるように眺める。
ポスターを買って、部屋の天井に貼る。
コロナ禍では、ひとつのアニメ映画が社会現象になって、社会を励ました。
そんな文学は、もうないように思う。