T.Kato

早いもので、妻子と共に、生まれた地域に帰って30年が過ぎました。 同居している高齢両親…

T.Kato

早いもので、妻子と共に、生まれた地域に帰って30年が過ぎました。 同居している高齢両親のこと、農地や山林・休耕地のこと、自分や家族の健康、等々 考えることは沢山ありますが、好きなことも大切にしたいと思います 日々の想いにおつきあいいただければ幸いです

最近の記事

『雉はじめて鳴く』運営サークル(その2)

 福島演劇鑑賞会・第445回例会(9月6日~8日)劇団俳優座『雉はじめて鳴く』で、私のサークル「せいたん」は運営サークルを務めます。各サークルは年に1回、例会の運営を担当するのです。約40のサークルが担当となります、サークル会議の運営や例会当日までに必要なことを細々段取るため、10名前後の「運営委員」が必要になります。私はその一人にもなりました。「サークル会議」は、例会までに4回開催し、例会(上演)当日を迎えます。その回ごとに、複数日・日中・夜など参加しやすいように日程を組み

    • 『雉はじめて鳴く』運営サークル

      福島演劇鑑賞会の第445回例会(9月6日~8日)は、劇団俳優座を迎えて『雉はじめて鳴く』を上演します。作:横山拓也、演出:眞鍋卓嗣という当代きっての人気者コンビによるもので、とても楽しみです。  演劇鑑賞会ってどんな団体ですか?と問われたとき、福島演劇鑑賞課員パンフレットには、「日本を代表する劇団の素晴らしい作品を、例会(観劇会)として迎えているサークル会員制の非営利の鑑賞団体です」とあります。言い換えると、「会費を払って会員になることにより、演劇を観ることができます。会の運

      • SSHの20年 その2(会津学鳳中学校・高等学校)

         会津若松市にある福島県立会津学鳳中学校・高等学校は、福島県初の併設型中高一貫教育校です。県立高校をすべて共学化する、という知事の方針の下、旧若松女子高校の男女共学化に伴い、校名を『会津学鳳高等学校』と変更したのが平成14年。同時に普通科から総合学科への転換を進めました。5年後の平成19年、新校舎の完成と共に(実際の移転は4ヶ月ほど遅れましたが)県立中学校を併設、3年後に中学校1期生が高校へ進学し、概ね6クラスの3分の1が中学校からの内部進学、3分の2が高校受験により会津学鳳

        • 3姉妹の90年 母の思い

           母方の祖母の13回忌をやることになった。  祖母の子供は4人。89歳の長男を筆頭に、長女(私の母)、次女・三女(80歳)。皆、存命である。ただ、実家は競売にかかり、もう無い。長男と三人の娘は絶縁状態である。  イベント好きな3姉妹なので、これまでも機会(例えば祖母の100歳祝い)ある事に、宿泊を伴う会をやってきた。幹事はいつも私である。終わるたびに「もう絶対にやらない!」と思うのだが、時間が経つと「ま、仕方ないなぁ、やるか!」となる。100歳の祝いでは孫やひ孫、祖母の妹(大

        『雉はじめて鳴く』運営サークル(その2)

          SSHの20年 その1(黎明期)

           5月29日、F高校のSSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)授業公開に行ってきた。もっともSSHという言葉は使わず、学校設定科目の「SS探究」の一貫として「課題発見力養成講座」の授業公開という位置づけである。1ヶ月間毎週水曜日の授業公開。「いつでも都合の良いときに来てください」という姿勢に好感が持てる。PTA総会での授業参観にも抵抗があった頃を考えれば隔世の感がある。  SSHが初めて制度化されようとしていた平成13年。校長に呼ばれ、SSH指定校に手をあげることについて

          SSHの20年 その1(黎明期)

          キジ(雉) 見守り隊

           玄関から10mくらいしか離れていない土手で雉が卵を抱いている。60年以上生きてきたが、雉の抱卵を直に見る機会は初めてである。  一体どのくらいの野鳥が暮らしているのか、と思うほど、鳥が元気に鳴いている。ウグイスが春先の不器用な泣き方から、いわゆる「ホー、ホケキョ」と鳴けるようになる変化も楽しむことができる。知り合いに、「鳥博士」と呼ばれている野鳥好きがいて、以前裏山で録音した音を聞いてもらった。「あ~○○がいますね、遠くで△△も鳴いてますよ」と解説してくれた。印象的なのはガ

          キジ(雉) 見守り隊

          春はタケノコ2 本番!タケノコ狩り!!

           タケノコシーズン真っ盛り。ゴールデンウィークは2週にわたって4家族を招き、竹林を活用した「タケノコ狩り(タケノコ掘り体験)」を実施しました。  東日本大震災が起きる前まで、我が家ではタケノコを出荷し、収入を得ていました。私と弟が掘り、父が根を落としてサイズを揃えるなど出荷の準備をし、青果市場に搬入。そんなやり方でした。また、竹林は、椎茸のほだ場(菌を植えた椎茸原木を組んで並べる)でもありました。しかし、原子力発電所事故により、タケノコ・山菜などの自然の恵みは出荷できなくなり

          春はタケノコ2 本番!タケノコ狩り!!

          ちょっと変?! 教員の働き方改革 その2(教職調整額)

           過日の報道で大きくクローズアップされることになった「教職調整額」ですが、一般的には馴染みのない言葉です。そもそも教員・公務員の給与システム自体、一般的に興味を持たれるものではなく、報道で取り上げられるのは「公務員にボーナス支給!」のような場合だけ。この場合でも「ボーナス」という言葉は総称にすぎず、「期末手当・勤勉手当」として支給されている「手当(てあて)」です。「手当」ですから、何らかの実績や条件があって初めて支給されるものです。ところが、『教職調整額』は「民間の残業手当(

          ちょっと変?! 教員の働き方改革 その2(教職調整額)

          ちょっと変?!教員の働き方改革 その1

           公立学校教員の長時間労働が問題となるなか、文部科学省は人材確保に向けた給与増や働き方改革の具体案を明らかにしました(中教審特別部会)。民間の残業手当(超過勤務手当)相当として一律に上乗せ支給されている「教職調整額」を引き上げることなどが柱であり、報道でも大きく取り上げられました。  私は地元の教員養成系の大学に進学しました。教職を志した理由が何だったのか振り返ると、「人との関わりが好きだった」事が一番です。人と関わる仕事が沢山ある中で、教員はイメージしやすい、身近な職業だっ

          ちょっと変?!教員の働き方改革 その1

          2024年 桜・春祭り

           4月最初の週末、仙台の榴岡公園に行ってきました。本来の目的は近くのホールで開催される推しのコンサート。メンバーの1人が榴岡公園の桜を絶賛していたので、開場前に覗いてみました。しだれ桜も含めてほぼ満開!日曜日は好天に恵まれたこともあって、凄い人出。コロナ明け、久しぶりに制限のないお花見を、皆さん楽しんでいました。 この冬の前半は暖かく、桜の開花は相当早まるとの予想もありました。しかし、一転して2~3月は低温傾向が続いたため、福島の開花は4月に入ってから。そのため、小中高校の

          2024年 桜・春祭り

          オリンピックといえば○○!

           今年はオリンピック夏季大会の年、舞台はパリ。皆さん楽しみにしている競技があると思いますが、私の場合、オリンピックといえば体操競技、特に男子体操です。  そのきっかけは1976年夏季大会。私は中学三年生。カナダ・モントリオールが舞台でした。この大会は、男子団体でオリンピック5連覇(ローマ⇒東京⇒メキシコ⇒ミュンヘン⇒モントリオール)を果たした記念すべき大会です。  私は、幼い頃から運動が苦手。でも、観るのは大好き。体操もそのひとつでした。このとき記憶に残っているのは競技の映像

          オリンピックといえば○○!

          春はタケノコ

           今回の妻からのお題は「春」。広いテーマで、人それぞれにイメージが広がると思いますが、私の頭の中にはまず「タケノコ」が浮かびました。  4月17日は母の誕生日です。我が家には竹林があって、子どもの頃、この日に竹林を歩くと、足で硬いものを踏んづけた感触があります。これがその年初めてのタケノコとの出会いです。このタケノコはそれから何度も子どもの足に踏まれることとなって、大きく育つ前に成長を止めてしまいます。ちょっと可愛そうなタケノコです。約3アールの竹林は、原木椎茸の圃場(ほじょ

          春はタケノコ