「交渉人遠野麻衣子」発売に当たり、どこを改稿したのかという話
・私はホラー小説でデビューしたわけですが、どちらかと言えばキライなジャンルであります。だって怖いんだもの。
・その点、警察ミステリー小説は読者としても慣れ親しんだジャンルであり、書けそうな気がすると思って取り組んだわけですが、よく考えると出版社のサラリーマンの私に警察との接点はなく、「書けそう」と「書ける」はまったく違うのだなぁと天を仰いだものです。
・そして、私にはトリックを作り出す能力がなく、ミステリー小説は好きですが、それは読む側としての話で、書く側としては何もできない