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コミュニケーションが苦手な人のためのコミュニケーション術【マインド編】

皆さんは人と話す事が得意な方ですか?

私はかなり苦手です。

初対面の人と話す時はもちろん、友達と話しているだけでも凄く気を遣いますし、何も喋らなくても、集団の中に居るだけで精神力が削られて行く感じすらします。

しかし、残念ながら日常生活でコミュニケーションを完全に避けることは難しいんですよね。

私も昔は「人と話すのが苦手なら、人と話さなくて済むようにすれば良いじゃん。」などと思っていましたが、大人になってゆくにつれ、毎回そう上手くはいかないことが分かって来ました。

そこで今回は、人と話すときの抵抗を減らすために役に立った考え方をまとめました!

初めは「そんなこと言われてもすぐには出来ないよ...!」と感じるかもしれませんが、無理をしない範囲で少しずつ意識を変えていくと「いつの間にか生きやすくなってる!」というタイミングが訪れるかもしれません。

微力ではありますが、私と同じようにコミュニケーションが苦手だなと感じている方のお役に立てれば幸いです🙂

無理に外交的になろうとしなくていい

コミュニケーションが苦手な自分を変えようと思い、多少無理をしてでも外交的なタイプになりきろうとした事はありませんか?

自分を変えよう!生まれ変わろう!と努力することはとても素晴らしい事だと思うのですが、本来の自分とあまりにも違う振る舞いを続けていると、心が疲れてしまいます。

私自身、何度も自分を根本から変えようと思い、挫折してきました。

やはり、元々コミュニケーションが苦手な人がいきなり外交的になるのは難しい事です。

ですので、まずはコミュニケーションが苦手な自分を受け入れ「最低限の努力で上手いこと人と関わってゆくにはどうしたら良いのか?」という具合に、変化のハードルを下げることをオススメします!

会話は仕事だと思い込む

コミュニケーションが苦手な人あるあるだと思うのですが、そもそも会話をすること自体にモチベーションが湧かないという事があります。

私の場合「事務連絡とかどうしても必要な会話ならともかく、雑談とかする必要あるの?」という気持ちになったことは一度や二度ではありません。

そこで、雑談も含めて“人とコミュニケーションを取る事は自分に与えられた仕事なんだ”と思い込んでしまいましょう。

実際、雑談などのコミュニケーションは人間関係を円滑にする効果がありますし、ちょっとした会話から学校生活や仕事に役立つ情報を得る事だってあり得ます。

雑談は、上手に行えば多くのメリットを得られるコスパの良い行動なんです。

もし「人と話す気にすらなれない...」と悩んでいる方がいたら「コミュニケーションは仕事」と割り切ってみましょう。

意味が無さそうな会話にも役割がある

先ほどの内容と少し被りますが、特に目的のない雑談のような会話にも役割があります。

人は、何気ない会話を通して会話している相手がどんな人か見極めたり、機嫌の良し悪しを判断したりしています。

例えば「今日はいい天気ですね」という投げかけに対して「そうですね!いい天気ですね!」と愛想よく返してくる人がいたら、この人良い人そうだな〜と思いますよね。

また、友達とどうでもいい話をしている時、適当に相槌を打たれていることに気づいたら「なんか今日機嫌悪いのかな?」と考えたりしますよね。

些細なことに思えますが、このような何気ないやり取りを通して、人は“自分の中の相手像”を作り上げているのです。

ちょっとしたやりとりを通して「この人良い人だな」とか「話しかけやすいな」と思ってもらえれば、学校のグループワークや仕事のやり取りをスムーズに進める事が出来るかもしれません!

変な奴だと思われても大丈夫

何か発言しようと思った時に「こんなこと言ったら変だと思われるかも...」と思った経験は誰にでもあると思います。

そう思ったが最後、怖くて何も言えなくなってしまいますよね。

自分が人からどうみられるか気になるのは、当然のことだと思います。

しかし「変だと思われるかも」という心配のせいで、言いたかった事が言えなくなってしまうのも、何だかモヤモヤするものです。

そこで「最悪変なやつだと思われてもいい」と自分に言い聞かせてしまう事をオススメします。

いや、変なやつだと思われたら困るわ!という意見もあると思いますが、実際のところ多少変な奴だと思われても、そこまで生活に支障はありません。

私は面と向かって「ちょっと変わってるよね...」的なことを2回くらい言われた事がありますが、それでも付き合ってくれる友達はいますし、そこそこ平和に暮らしています。

人に「変な奴」と思われる事は、人生においてそこまで脅威では無いかと思われますので、変だと思われる事を恐れすぎず、思い切って言いたいことを言ってみてはいかがでしょうか(もちろん相手の心情に配慮する必要はあります...!)。

沈黙が苦しい時は

コミュニケーションな苦手な私たちにとって、会話の最中に沈黙が発生することはとても恐ろしい事です。

もしかしたら、コミュニケーションに苦手意識がない人でも、沈黙が苦手という人は沢山いるかもしれません。

会話の最中に余白が発生することによって「気まずい」「直前に言った〇〇が良くなかったかな」「怒ってたらどうしよう」とネガティブな思考が止まらなくなってしまう事もありますよね。

そんな時は“相手も同じように焦っているかもしれない”と考えてみましょう。

テンパっているのは自分だけではないと考えると、ちょっとだけ心が落ち着きます。

また、話題の切れ目で沈黙が発生するのはごく普通のことで、決して会話が下手くそだから沈黙が生まれているわけではないと思います。

会話の最中でシンとした瞬間の緊張感を完全に消す事は難しいですが、もしかしたら相手も焦っているかもな...と気を逸らす事で、少しだけ苦痛を和らげてみてください。

自然と思い浮かんでくるネガティブ思考に対処する

例えば、友達にLINEを送って既読がついたのに暫く返信が来ない時、みなさんならどう感じますか?

忙しいのかな?と思って特に気にしない人もいると思いますが、何か気に障ったかな?と不安になる人もいると思います。

このように、誰かとコミュニケーションを取っていると些細な事で不安になったり、落ち込んだりしてしまう事はよくありますよね。

なぜ、このような事が起こるかというと、相手の発言や行動に対して無意識に意味付けを行なっているからです。

例えばLINEの例で言うと、既読をつけたのに返信しない→返信したくない理由がある、という意味付けを行っていると考えられます。

このように、相手の行動や発言の裏を読む事は、他者への共感を深めたり、思いやりをもったりする上で欠かせない行為ですが、時には自分を苦しめてしまう事もあります。

そこで、相手の行動にネガティブな意味付けをして不安になってしまう時は、あえて自分にとって都合の良い解釈をするように意識してみて下さい。

LINEの例なら「忙しいから返信できてないんだな」という解釈ですね。

そんな都合よく捉えて何か不都合は生じないの?と不安になるかもしれませんが、意外と不都合な事は起こらなかったりします。

仮に不都合な事(友達を怒らせてしまうなど)が起こっていたとしても、それが発覚した時点で素直に謝罪すれば大事には至らないかと思います。

ですので、コミュニケーションの事で不安や後悔に押しつぶされそうな時は、思い切って自分に都合の良い事を考えてみて下さい。

きっと、心配しているような事はほとんど起こりません!


さいごまで読んでくださりありがとうございました!

色々書きましたが、無理をして急に何もかも変える必要は無いと思います。

肩の力を抜いて、ほどほどに頑張っていきましょう🌱

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