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14。味の表現で思うこと

私は食事が大好きだ。

自分で料理を作ったり、誰かに作ってくれたり、料理を通じて会話する時間がとても尊いからだ。

「この料理おいしいね」
「何の味付けをしているの?」
「どうやって作ったの?」
などなど、こういう風に弾むと何だか嬉しくなる。

しかし、私はとある味の表現について気になった事がある。


それは「不味い」という表現。

不味い………?

いささか疑問だ。何をもって不味いのか?

例えば
味が濃すぎたなら「味が濃い」
苦いなら「苦い」

などと上手な表現をしてはどうだろうか?
味の具体的な感想が分かり、次に繋げられる事だってできる。

だから「不味い」の一言で済ますのは、料理を作った人に対してあまりにも失礼だと考えている。
もし、私がその様な事を言われたら、ショックを受けて次は作らないと思う。

それぐらい「不味い」という言葉は棘があり、強烈な言葉だと感じる。


料理を作った人がこれを言われると一番嬉しい言葉はやはり「美味しい」だ。

私は「美味しい」という言葉が大好きだ。

不思議とこの言葉からは、食品への安心感だけじゃなく、料理に対する自信が芽生える。

そして何より、作った人も食べる人も皆が笑顔になる魔法の言葉だからだ。

だから私は飲食店で「ごちそうさまでした、美味しかったです」と必ず一言添えてから退店している。


画像は最近カフェで食べたホットサンド。

とっても美味しかったです。

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