22年上半期映画 ワースト編
ワースト10
ウェストサイドストーリー
原作準拠とオリジナリティの食い合わせが悪い。暴力表現やポリコレはハードにしつつ、恋愛模様は変えない。だから主人公二人の恋が身勝手に見えるんだよなー。そこまでハードな世界なのに、何で恋愛至上主義を称揚出来るんかなー。結局そこは「原作がウェストサイド物語だから/元ネタがロミジュリだから」以上の理由はないワケだし。
バブル
広告屋さん!オッス!
鹿の王 ユナと約束の旅
広告屋さん2本目。企画の時点で死んでたバブルと違って、こっちは原作のポリティカルサスペンスを突き詰めれば結構渋い映画になった筈なんだけどな。よりにもよってジブリの三流パロディ映画を選ぶとは…。
ポゼッサー
N号棟
低予算ジャンル映画でも、「お芸術ですよ、深いですよー」って打ち出されるとイラっと来る。先ずエンタメの強度を高めてや。
牛首村
シリーズ3作目でいい加減「ダークファンタジーがやりたいんだな」とは分かった。ならJホラー演出ゼロにしてくれ。まあ…(国際監督になった黒沢清を除いて)Jホラー界隈で独り勝ちになったから、正しい処世術かもしれんのだが。
ワースト3
ナイル殺人事件
ブラナ―は本当にミステリー愛がないね!2作続けてこれは酷い。
ファンタスティックビーストとダンブルドアの秘密
シリーズ比較は兎も角映画として何ひとつ褒めるところなくて、観てて苦痛。
シンウルトラマン
進撃あれだけ叩かれて、またぞろこんなドラマ作りなのはゲンナリする。
ブッチギリワースト
シング:ネクストステージ
「悪人相手は何やっても良い!」って姿勢が不快過ぎる。発端がこっちの犯罪行為で、一度も自分の価値観を疑わずに進んで、最後は社会的成功を収めて勝ち!!ってバカじゃねえのか?
敵役出すにしても、主人公は彼に同調して(仲間が嫌気を差して)過ちに気づくって流れにしなきゃ。『1』でパトロン婆ちゃんが再建してくれたムーンシアターを捨てて、「ブロードウェー上演だイェー!」ってクズじゃねえか!結局『1』で何も学んでなかったってことでしょ?
名作『1』の続編としては本当に許せない。やっぱりイルミネーションスタジオは子供だましだわ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?