no+eの星
チームメンバーのおばさまと一日がっつり議論した後、すっかり気の抜けた僕たちは、いつものように他愛のない雑談を開始した。
ケラケラ笑いながら、ふと彼女が感慨深げにこんなことを言い始めた。
「N.OT.Eさんとこんな風にフランクに話せるなんて、昔は夢にも思ってなかったです」
「だって、昔は、めちゃくちゃ切れ者なイメージで、いつも話しかけるなオーラが出ていたから」
そんな風に思われていたことは意外だったけど、当時は確かに新しい仕事の導入とその普及にひたすら邁進していて、周りのことは全く見えてなかったのは事実である。
よく言えば、ストイック。
でも、周りの人からそんな風に見られていたとしたら、
きっと当時の僕は、
あんまり幸せではなかったのかもしれない。
うん、過度なストイックは人を孤独にする。
そして、他人にそのストイックを強要すると、それはきっとパワハラになる。
そんな風に自戒を込めながら、僕は、このno+eの世界の片隅で先日、繰り広げられていた
まるで星一徹と星飛雄馬が目から滝みたいな涙を流し合いながら、夜空の星を指さして見てる
みたいなドラマ
まさに巨人の星ならぬ
no+eの星
を遠巻きに眺めていた。
何気に多様性がよくも悪くも進行している社会だから、別に勝手にやってくれて構わないけど、老婆心を承知で最後に一言だけ言わせてください。
Don't too worry, be happy!
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