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ピーター・フック船長のぼうけん

あと10日足らずで一年が終わろうとしているこのタイミングで、なぜか急に聴きたくなって、ひたすら彼ら(New Order)のYoutube動画を馬鹿の一つ覚えみたいに何度もリピートしている。

実は今年の抱負ならぬ、来年の抱負のひとつとして、自分の雑誌愛を見せつけるようなZINEの創刊を企んでいているのだけど、彼らの曲を聴いていたら、ある奇妙なアイデアが浮かんできた。

それは、そのZINEの目玉の一つとして、バンドメンバーのひとりの半生を勝手に妄想した伝記を連載するというものだ。

なぜこんなアイデアが突然、ひらめいたのかは自分でも不可解極まりないけど、極東の島国でこんな意味不明で、かつ糞の役にも立たないことをするのは、おそらく僕くらいだろう、という確信が、今、僕の背中を強く押している。

彼が生まれるまで確実に存在しなかったであろうその旋律は、何故だろう?どんなときもずっと僕の心の底の方でボンボンと鈍くうなり続けている、ような気がしている。

というか、まさに今だってそうだし。

そこに意味なんて何もないのかもしれないけど、とにかく書いてみたい、という自分の想いを今は尊重したいと思う。

僕には文才がない。

でも、文才がない人間にしか書けない文章というものが確かにあることを、そして、それは時として、数多の文豪の傑作に匹敵する何かになりうることを、このチャレンジで証明したいと思う。

というわけで、N.O.T.の次回作、ピータ・フック船長のぼうけん、をどうかお楽しみに。

いやはや準備が色々と大変そうだなあ…。


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