秋イカシーズンスタート!コロッケサイズのアオリイカの釣り方
いよいよ秋イカシーズンの開幕ですね。
でも、大きいアオリイカとコロッケサイズの釣り方では、釣り方は違うのでしょうか。
親父に訊いてみたいと思います。
登場人物
クロ:
今日もよろしく頼むね。
親父:
はいよ。
クロ:
いよいよ秋イカのシーズンが開幕したね。
親父:
そうだな。
まだ小さいから本格化するのはこれからだけど、勉強するにはいい時期だな。
クロ:
今日は釣行記かなって思ったけど、違うんだね?
親父:
そうだな。
石川県が災害級の雨で、海が濁って釣りにならないんだよ。
だから、来週からになるな。
クロ:
来週にはコロッケサイズ?
親父:
育ち具合にもよるけど、それくらいになってくれるといいよな。
クロ:
うん。
だから、今日はコロッケサイズのアオリイカの釣り方をやりたいと思うんだけど。
親父:
そっか。
了解。
みんなコロッケサイズのアオリイカをバカにするけど、俺は一番美味しいと思うんだよ。
だから、この時期のアオリイカをたくさんストックしておく事が多いかな。
で、でかくなって見栄えがするようになったら、近所や友人に配ってる。
みんなにも是非ともコロッケサイズのアオリイカを釣って、食べてみて欲しいかな。
クロ:
じゃあ、早速、コロッケサイズのアオリイカの釣り方を教えてもらっていい?
【コロッケサイズのアオリイカの特徴】
親父:
コロッケサイズのアオリイカって言うのは、好奇心があって、活発に餌を捕ろうとするんだ。
いわゆる活性が高いイカって事。
しかも、表層にいる事が多く、目で視認出来る事がすごく多いと思う。
クロ:
なるほど。
つまり、釣りやすいって事?
親父:
そうだな。
エギを見慣れていない事もあり、いわゆるスレていないからね、すごく釣りやすいと思う。
だから、子供連れでのエギングや、初心者の方は、こういう時期から始めるのがいいと俺は思うな。
クロ:
へ~、そうなんだ。
【エギのサイズ】
親父:
で、まず、エギのサイズなんだけど、一般的には2・5号~3.5号のエギを使うんだね。
でも、コロッケサイズのアオリイカを釣るには、1・8号、2・0号のエギがおススメになる。
クロ:
そんな小さいエギを使うの?
親父:
そうだな。
小さい頃のイカはすごく好奇心も強いんだけど、エギが大きいと抱ききらないんだ。
何度も近くまで寄ってくるけど、最後まで抱かない。
つまり、大きいエギを使うと、そういうイライラした釣りになってしまうんだね。
クロ:
なるほど。
【シャロータイプがいい】
親父:
あと、最初にも言ったけれど、小さいアオリイカは、浮いている事がすごく多い。
そういうアオリイカを釣る為には、ノーマルのエギよりも、シャロータイプのエギがいい。
すぐにエギが沈んでしまうと、途中でイカが見切ってしまうからね、シャロータイプのように、長く表層に留まれるタイプがいいね。
クロ:
了解。
ちなみに色はどんな色がいいの?
【オールピンク】
親父:
俺がよく使うのはヤマシタのオールピンク夜光。
どうしてこのエギを使うかと言うと、エギが視認しやすいからなんだ。
自分のエギがどこにあって、どんな動きをしているのか。
表層を釣る場合は、自分のエギが視認しやすい方が圧倒的に釣りやすい。
クロ:
釣れるって事?
親父:
いや、他のエギでも釣れるよ。
でも、なにぶんエギが小さいからね、視認しにくいエギだと、イカが抱いていても見えなかったり、どこに自分のエギがあるか分からないんだよ。
そうすると、結果として、あまり釣れないよね?
クロ:
なるほど、そういう事か。
あと、リーダーなんかはどう?
細いリーダーを使う?
【リーダーの太さ】
親父:
確かにイカが小さいから、リーダーの太さは細くても大丈夫。
1・75号くらいでいいかな。
クロ:
親父もそれくらい?
親父:
いや、俺は3号。
クロ:
それは随分太いね?
そんなに太いリーダーなんて必要ないんじゃない?
親父:
うん、アオリイカを釣る為だけならその通りだね。
でも、根掛かりした場合はどうかな?
1・75号で根掛かりしたエギを回収出来る?
クロ:
そっか、そういう事も考えなきゃいけないんだ?
親父:
お金に余裕があれば細いリーダーで全然構わない。
でも、根掛かりしたエギを回収したいなら、太いリーダーをおすすめするかな。
太さが3号になった途端、エギの回収率が極端に上がるから。
それと、気になる釣果だけど、リーダーを太くしても普通に釣れるから、そこは心配しないで大丈夫。
クロ:
なるほどなぁ。
で、肝心の釣り方はどうかな?
【サイトフィッシング】
親父:
小さい頃のアオリイカは、基本サイトフィッシング。
つまり、イカを見ながら釣るんだね。
だから、まずは着底させたら、そこからしゃくりながら表層までエギを浮かす。
エギが水面から飛び出るギリギリまで。
ここポイントだからね。
基本はこれを繰り返す。
着底→表層
クロ:
基本って事は、他にもあるの?
親父:
もし、イカの姿が見えていた場合、底まで沈める必要性がないよね?
そういう場合は表層をダートさせながら、1m以内で止めて沈める。
それの繰り返しになるね。
クロ:
なるほどなぁ。
じゃあ、2種類の釣り方で釣るって事だね?
親父:
そういう事。
ただ、注意点がある。
クロ:
なに?
親父:
もし、アオリイカがエギを見つけて近寄ってきたら、どうする?
クロ:
抱かせる為にエギを止める。
親父:
だよね?
でもね、そこが注意点。
イカが近寄ってきたからと言って、エギの動きを大人しくしないで欲しいんだ。
初心者はみんなエギを止めてしまう。
でも、エギを止めてしまうと、アオリイカは逆に見切ってしまい、離れていってしまう。
そうではなく、しっかりエギにアクションさせて欲しいんだ。
イカがいない時と同じように。
クロ:
そうなの?
大人しいエギの方がイカは抱いてくれるかと思ったよ。
親父:
そう思ってしまうよな。
でも、現実はそうじゃないんだ。
あくまでもイメージは逃げている魚をアオリイカが追いかけるイメージ。
つまり、逃げすぎてもダメだし、止まってもダメ。
魚からすれば、アオリイカが近づいてくれば逃げるよね?
これが基本だからね。
クロ:
なるほど。
確かにそうだよね。
うん、注意するよ。
今日もありがとうね、親父。
親父:
はいよ。
まとめ
① コロッケサイズのアオリイカの特徴
② エギのサイズ
③ シャロータイプがいい
④ オールピンク
⑤ リーダーの太さ
⑥ サイトフィッシング
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