親父のエギング塾その25 人のいない釣り場がいい
今日は「人のいない釣り場がいい」と題してお送りします。
どうして人のいない釣り場がいいのでしょうか?
親父に訊いてみたいと思います。
登場人物
クロ:
今日もよろしく頼むね。
親父:
はいよ。
クロ:
ねぇ、どうして人のいない釣り場がいいの?
人のたくさんいる釣り場は釣れるって事でしょ?
だったら、そっちの方がいいような気がするんだけど。
【少ないエギでも釣れる】
親父:
そうだね。
確かにクロが言う通り、人のたくさんいる釣り場はアオリイカもたくさんいるね。
だから人が集まってくる。
クロ:
でしょ?
だったら・・・。
親父:
じゃあ、そこにはどんな人が集まるんだろう?
初心者さんも半プロのような人も集まるんじゃない?
クロ:
確かにそうだろうね。
親父:
俺が人のいない場所を勧める理由は、エギについてなんだ。
クロ:
エギ?
どういう意味?
親父:
初心者さんはあまりエギを持っていないと思うんだよね。
エギも複数個買えば高額になるし、当たり前だよね?
でもね、たくさん人の集まる場所で釣れば、アオリイカは一番気に入ったエギを抱くんだよ。
クロ:
なるほど。
つまり、持っているエギの個数が少ない初心者さんにとっては、不利になってしまうって事か。
親父:
その通り。
これは船で釣っていても思うし、友人と近い場所で釣っていてもすごく思う事なんだけど、近い距離で釣っていると、エギの評価が高い方のエギをアオリイカは抱くんだよ。
でもね、一人で釣っていると、そこには自分のエギしかない訳だから、アオリイカがもっとも好むエギではなくても、そのエギを抱いてくれるんだよね。
クロ:
なるほど。
だから、エギの保有数の少ない初心者さんは人の少ない場所で釣った方がいいって事なんだ?
【エギをテクニックでカバー】
親父:
そうだね。
それが間違いのない事実としてあると思う。
ただ、エギで劣っているからと言って、他の人に勝てないかと言うとそうでもない。
エギで劣っているなら、テクニックで勝てばいい。
クロ:
テクニックとは?
親父:
・しゃくり
・エギの沈め方
・シンカー
これだけを工夫するだけで、そこに居る大方の人に勝てると俺は思ってる。
そのテックニックについてはすでに話してあるよね?
クロ:
本当にそれだけで勝てるの?
親父:
勝てると思うよ。
釣り場に行って見てみると、本当に何も気にしないで釣っている人が多いんだ。
だから、少しだけ工夫してあげるだけで、釣果には必ず差が出る。
クロ:
なるほど。
親父:
だから、エギで劣っていてもテクニックで勝ってやる、という猛者は、どんどんチャレンジするといいよね。
クロ:
そっかぁ。
ちなみに、人のいない釣り場がいい理由は他にもあるの?
【エギングは一投目が一番釣れる】
親父:
上手な人ほど、人気スポットにはあまり入らないよ。
あまり人の来ない秘密の場所を持っているものなんだ。
じゃあ、どうして人気スポットに入らないかと言うと、人の来ない場所の方が釣れるからだよ。
クロ:
でも、人気スポットの方がアオリイカは濃いよね?
親父:
確かに。
でもね、アオリイカが一番釣れるのは、誰もいない海に最初に投げる事なんだよ。
人気スポットなんて常に誰かに叩かれているよね?
そんな場所より例えアオリイカが薄くても、一番目に投げる事が出来る場所がいいに決まってる。
クロ:
なるほどぉ。
ちなみに、親父もそういうポイントを持ってるよね?
親父:
うん、持ってる。
クロ:
そういう場所って、親父はどうやって探してるの?
親父:
Googleと自分の足で見つけてるかな。
つまり、地形を見ながら実際に釣ってみる事。
シーズンオフに目星をつけておく事もあるね。
クロ:
なるほど。
それなりに時間を使い、労力も使いながら探してるって事か。
親父:
そういう事。
俺の場合はそれが楽しいって事もあるけど、ランガンだと思えば苦にならないよ。
そうやって誰もしらないポイントを発掘しておけば、アオリイカが薄くなっても釣果をキープ出来るよ。
クロ:
そっかぁ、僕の場合は親父の持ってるポイントに一緒に行くけど、そうやってポイントの開拓もしなきゃいけないんだね。
親父:
地味な作業だけど、その分、バックも大きいからね。
誰もいない海に投げる一投目は最高だよ。
クロ:
そうだね。
親父、今日もありがとうね。
親父:
はいよ。
まとめ
① 少ないエギでも釣れる
② エギをテクニックでカバー
③ エギングは一投目が一番釣れる
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