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エギング上級者になる為のステップ11【潮の速い時の釣り方】
僕のような初心者が上級者になる為の道しるべ。
その為に必要なステップを一から親父に教えてもらおうと思います。
今回は【エギングテクニック】潮の速い時はどう釣る?の改変版になります。
登場人物
クロ・・・エギングを始めたばかりの初心者
親父・・・エギング歴15年のベテランエギンガー
クロ:
今日もよろしく頼むね。
親父:
はいよ。
クロ:
エギング上級者になる為のステップ11【潮の速い時の釣り方】になるんだけどいいかな?
親父:
もちろん。
ただ、以前に【エギングテクニック】潮の速い時はどう釣る?でも書いたからね、その改変版のような感じかな?
クロ:
そうだね。
よろしく頼むね。
親父:
じゃあ、やって行こうか。
まず、潮が速い時なんだけど、選択肢は2つ。
① シンカーを巻く
② ドリフト釣法
クロ:
うん、順に説明してくれる?
【潮が速いとエギは沈まない】
親父:
潮が速い場合はとにかくエギが沈まないんだよ。
どんどん流れて行くから、沈む暇がないって感じ。
これは見ていればはっきりと分かるよ。
クロ:
なるほど。
でも、投げてしまうと見ようにも見られないよね?
親父:
確かに(笑)
でもね、近場で見てごらん。
沈まないから。
クロ:
なるほどね。
親父:
エギが沈まないとどうなる?
クロ:
釣れない?
親父:
そう。
釣れないんだよ。
だから、どうする?
クロ:
沈める?
親父:
うん。
と、言う訳で① シンカーを巻く
になるんだね。
クロ:
なるほど。
【シンカーを巻く】
親父:
でもね、潮の速さでシンカー量は変わるんだよ。
潮が速ければこれだけのシンカーを巻けばいい、って言う訳じゃない。
その時々でシンカー量は変化するんだね。
ここが難しい所。
クロ:
じゃあ、どうやって適切なシンカー量を見つけるの?
親父:
これは経験しかないな。
これくらい潮が速ければシンカー量はこれくらい、って感じで。
でも、最初の頃はとにかく巻いてみて、目の前の海に落としてみる。
それで、エギがどんな角度で沈んで行くか、目で確認してたよ。
クロ:
邪魔くさそうだけど、その作業が一番確実って事だよね。
親父:
そうなんだ。
ただ、注意点があってね、目の前にエギを沈めてシンカー量をチェックする際、ただチェックすればいいって訳じゃないんだ。
例えば、目の前に潮目があってね、これからその潮目に投げ入れたいとしよう。
でも、潮目の中ってどう?
周辺よりも潮の流れは強くない?
潮の流れが強いって事は、更にエギが沈まないって事だよな?
クロ:
なるほど、確かにそうだよね?
だとしたら、目の前の海に沈めて、仮にちょうどいい角度で沈んでいたとしても、潮目の中に投げ入れると、思ったように沈まないって現象が起こってしまう。
親父:
そう、その通りなんだ。
だから、方法は2つ。
① 目の前の潮の流れが強い場所でチェックする。
② 潮が強い事を想定し、目の前のチェックではやや急角度で沈むようセッ ティングする。
こうやってアジャストして行くんだね。
クロ:
なるほど、盲点だね。
親父:
まぁ、慣れてくると、しゃくった感じでエギが沈んでいるか沈んでないか分かるようになるからね、もっとシビアな調整が出来るようになってくる。
でも、最初は目で見ながら調整してみて。
クロ:
うん、分かったよ。
他に何か注意点のようなものはある?
【エギは常に自分の正面に】
親父:
そうだなぁ、正面が変わる事かな?
クロ:
正面が変わる?
親父:
そう。
潮が前後に流れる場合はいいんだけど、左右に流れている場合は注意が必要なんだね。
シンカーを巻いても、エギはやっぱり流れるからね、もし、エギが右に流れるなら、自分も徐々に右へ向きながら釣らないと、エギが自分の正面より右へ移動してしまうんだよ。
クロ:
そうすると何がマズイの?
親父:
正面からエギがズレてしまうと、上手くしゃくれなくなってしまうんだ。
ラインが綺麗に張ってくれなくなり、エギを弾く事が出来なくなってしまう。
クロ:
それはマズイね。
なるほど、了解。
他には何かある?
【ドリフト釣法】
親父:
次は② ドリフト釣法
これは潮に乗せて釣る釣り方。
ラインをどんどん出しながら、あくまでも潮に乗せて釣る釣り方なんだね。
クロ:
あまりイメージが湧かないなぁ。
親父:
そっか。
潮の流れにエギを乗せると、エギはどんどん流れて行くよね?
でも、そのままでいるとすぐにラインが張って、エギは浮いてしまう。
だから、ラインは張らず、ラインをどんどん出してあげるんだね。
そうすると、すこ~しずつ沈むんだ。
クロ:
なるほど。
そういう事か。
でも、それで釣れるの?
あまり釣れる感じがしないんだけど。
親父:
確かにそうだな。
個人的にはシンカーを巻いて、エギを沈めた方が釣れると思う。
ただ、ドリフト釣法には一つ大きなメリットがある。
クロ:
それって何?
親父:
それは、潮の流れに乗せてやる事で、エギは普通なら届かない場所まで移動してくれる。
つまり、未知の領域まで釣る事が出来るんだね。
クロ:
おー、それはすごく魅力的な話だね。
親父:
そっか(笑)
ただ、エギは浮き気味になるからね、イカも浮いてなきゃ厳しいな。
クロ:
そっか、色々考えなきゃいけない事もあるんだ。
親父:
そうだな。
でも、風への対応に比べれば、潮の方がシンプルかな。
邪魔くさいけれど、しっかりアジャストしてやれば、必ず釣れるからね。
クロ:
うん、了解。
親父、今日もありがとうね。
親父:
はいよ。
まとめ
① 潮が速いとエギは沈まない
② シンカーを巻く
③ エギは常に自分の正面に
④ ドリフト釣法
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