落としたキャンディを拾う②

若いときとか結婚する前とかって、見た目でも恋しちゃったりしたけど、歳をある程度とって結婚しちゃって(普通恋しないか？)の恋はある程度のエピソードがある。

私は鬱で(どうしてなったかいつか書きたい)、長男と一緒の病院にお世話になっていて、お薬も貰ってる。
普段は普通だし、仕事もしている。仕事は楽しい。難題ばかりで孤独な家庭から離れることは自分らしくいられて、ほんとの自分でいられる。

で、お薬をもらいに調剤薬局に行くのだけど、そこでいつも担当してくれる薬剤師さんに恋してしまった。若いの、とても、キラキラして見える。
恋かな？違うかもな。かわいいだけかな？

半年前から休みじゃなきゃ必ず出てきてくれる。
１回目、朝起きれないことに朝日を浴びるアドバイス。丁寧で、穏やかに。
いつも最後に「私からは以上ですが、他に聞きたいことはありますか？」と言う。
この時点で「お茶しませんか？」って言いたかった。

２回目、話し始めに「こないだより顔が明るくなりましたね。」
1回お休みだったから３ヶ月位前なのに。
カルテに書いてたのか？
誰も私の様子など関心のない日々で、この言葉だけでキュン♡　キュンハードル低い。

３回目、なんかね、思い過ごしかな？
俺やります！感で担当出てきてくれてる、気がして。そうなら嬉しいという妄想、か？
なんだかそわそわして、あ！これ忘れてた💦
あれ？書いてなかった！すみません💦て、あたふたしている。私もあたふたする。２人とも落ち着け。
そういうの、ちょっと懐かしくて。嬉しくなった。
４回目はこないだ、長男と一緒だからゆっくりは話せない。待てない長男。

旦那しか知らない私、男の人の目など見れなかったりしたけど、もう見れる。
できるだけ見る。細い指も見る。
そしてまたあたふたしている。
「あ、あれどこでしたっけ？黄色い…」
今日は私の薬はないから自立支援証明はないのだけど…
説明すると「あぁ、いっつも忘れちゃうんだよな💦」　こ、これはかわいいぞ！

指触りたいな。カフェ友になりたいな。
とにかく、会話できたらいいのにな。