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丁度いい幸福感

春先から気になり始めた薬剤師さんに手紙を渡してから、約1ヶ月。
今日また、会うことができました。

薬局に着くまでは、驚くほど心が落ち着いていたのに、いざ処方箋を出しに行くとなると急に動悸が……く、くるしい
体全体の脈がドキュンドキュン、頭(の中?)此処にあらず、みたいな状況に。

一歩間違うと、他の薬剤師さんが出てくるかもしれないので、タイミングを見計らい出没!

チーンとベルを鳴らしたら、出てきてくれて、
「こないだは…読みました笑」と言ってくれました。
私も「こないだはすみません」と同タイミングで言ったので、互いに何を言ったかよくわからないけどあははは…と笑っている、の状況でした。フッ…

呼ばれて対面で座ってからは、ひとまず長男の薬についての話。(昨日長男の診察があり、今日取りに行きました。昨日は先生いなかったからね)
そこからとにかく、間髪入れず話が続きました。
少しでも話していたい、と拙に願っていた頃の理想が!まさに!!

持っている引出しからの圧倒的な情報の量…!
一つ一つにうん、うんと、へぇ~!とする位しかなせないテンポ。

そんな中、長男のイライラや薬による食欲の悩み、家での本人と私のそれぞれの困り感の話。

前回話したとき、長男のことについては「そのことに関しては僕は何も言えないですね…」
と言っていた…(親でも答えを持ち合わせられないのだから、当然なのですが💦)

今日は「う~ん…そうかぁ~」「ん~どうしたらいいんだぁ?」とか悩むように、考えるのを深めようとしていて。
私「いゃ、難しいんですよ。すみません」
と言うも、新たにこんなのはどうですか?と提案や自分の経験を教えてくれる。

時々、私にも問うてくれる。

もうこの時点で、この頼もしさはなに?と、初めての感覚、好きもあって胸が苦しくなる。

どちらかというと学生のころから、友達の悩みを聞いて考え、提案してみる側な私…

特に相談したわけではないけれど、なんとか、何かいい考えないかな~みたいに悩んでくれている様子に
「いんだよー大丈夫だよ…」と思うけれど、最中にいるわけでないからできるのかとも思うけれど…
なんだかやっぱり、泣けてくる。
私にとって、愛だな、と思ったから。


話ながらも…なんだか痩せたかな?腕ほっそー!とか、スマートウォッチだ!とか、爪に透明ネイルか?!とか、色々観察した。

それと、いつもわりと何秒か目を合わせていられるのだけど、私今日はすぐ逸らしてしまってる。自覚。
だけど相手も今日は、合って逸らしてを繰り返している。

何か意味があるのか?と言われるとわからないけど、私はドキドキで頭(の中?)が此処にあらずで、必死。
視線も、まるで息継ぎみたいなテンポで、合ったり逸らしたり…

あんまり長く話していて、さすがに周りの目がどうか気になってきて、チラチラ周りを見て「こんなに話して大丈夫ですか?」と言ってしまった。

そしたら会計にしますか、となり。
そして
「またいっぱい喋りましょうね」って。

この人の1.5倍を生きているのに、完全にあやされたな、って、私のほうが子どもみたいになってるって、バブバブバブーって心が叫びました。
私が手紙で「お薬以外のお話もできたら楽しいかも」って書いたから、それを叶えてくれたのだと、また泣けてきました。

何でこの人、こんなに若いんだろ…って、若いからこんなにもフレッシュなんだろうか。
いや、薬局での顔しか知らないから、大どんでん返し!!も然り、でしょうが…


気が急いていて、ほんとはお手紙欲しいなーとか、LINEのID書いたメモ欲しいなーとか、期待してしまったんですが。

よく考えたら、そんな簡単な話でないし、そもそも薬局内限定の話(相手の認識で)だとしたら、これがゴールなのだろう。

ホストがアフター?同伴?してくれるようなシステムでもなければ、ね。

会えてる間めっちゃ癒されて、言葉なんかより気持ちで感じる「愛」を受け取れた。

このくらいの状況が、きっと身の丈に合っている。
今の私にとって、丁度いいくらいだと思った。
時間、全然足りないけど、もっとリラックスして話したいけど。

来週、今度は自分の処方がある予定です。
まだ話のネタあるのかな…

もう、個人的な話題しかしたくないところにきているんだが…
あなたの色々が、知りたいんだよーーぉぅ



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