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大人にブッ刺さりまくりの「あくたの死に際」

「あくたの死に際」2巻が出ました。

いやぁ2巻も盛大にノックアウトくらった。

脳震盪を起こしそうな程のパンチだな。

とりあえず、未読の方へ。

あらすじ載っけます。

書かずに死ねるか。

大企業に勤めて仕事も順調、
彼女とも良い感じな
社会人・黒田マコトは、
実生活の小さな積み重ねによって
心を病んでしまう。

休職し療養に励む黒田は、
学生時代の文芸部の後輩・
黄泉野季郎と再会する。

卒業後、売れっ子小説家になっていた
黄泉野に焚き付けられ、
黒田は再び筆を執ることにするが、
それは艱難辛苦の道だった―――

あくたの死に際あらすじ

書かずにに死ねるか。

まず1巻がこれであった。

惰性で生きている社会人のマコト。
かつては小説家を目指していた事もあったが、いつのまにか日々の生活に流されていき…。

いやいや、おおよその社会人がそうじゃない?
ほらみんな生活だってあるし、
家庭もあるじゃん。
忙しいし、仕事帰ってからなんて無理だよ。
家事も育児もあるんだよ。


いつからこんなに言い訳ばっかりするようになったんだろう。

言い訳をやめて、振り切った大人ほど強い者は無いのではないだろうか。


ただしかし、
簡単なサクセスストーリーではなく、
試練、試練、半端なく試練は与えられる。 

その都度、自分なら諦めてしまいそう〜なんて
重ねながら、気づけばマコトを応援している。

そして、全ての天才は間違いなく努力していると言うこと。

泥臭いほど努力している。

自分には才能がないだなんて、またすぐ言い訳してしまうが、努力を超えた先に天才が待っているのでは無いだろうか。

それを努力したく無い言い訳にするんだ。
自分には才能がない、と。



そして、刺さるのよ。言葉が。
黄泉野の言葉が。

この記事でも書いたけど、
もう本当に人間関係って、めんどくさい。

何もかも捨てて、自分のことだれも知らない場所に行きたくなることってない?

かっこいいな。
全て捨てて夢を追う大人、本当にかっこいい。


そして、強い。

私もいつか全部捨ててやりたいなんて。

妄想を膨らませながら。


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