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【田舎ひとり暮らし】80年間立ち続ける金次郎像

私は世間の一般常識に疎いのですが、
先日、田舎の廃校舎を案内してもらった時に二宮金次郎像について、ちょっとした話を
教えてもらいました。

皆知っていることなのかもしれませんが、
一応記事にしてみます。


かなりの歴史を感じさせる佇まい

この学校は戦時中、もしくは終戦直後に建てられたそうですが、この金次郎像もその時に
建立されたようです。

昔は学校に建てられる金次郎像は銅製が
主だったようですが、戦中戦後は金属が
足らず、全国の学校の金次郎の銅像は撤去
され、別の形で再利用されていたそうです。

しかしこの学校の像は石像なので、資材には
されずに済んだとか。

戦中戦後から残っている金次郎像はなかなか珍しいとのことです。

また近年では、学校から金次郎像が姿を
消しているんだとか。

なんでも、歩きながら本を読んでいる行為が現在の教育現場で指導している、
「ながら行動をしない」という方針に反しているからだ、と言っていました。

そう言えば私が通っていた学校も、金次郎像はありませんでしたね。

この機会に二宮尊徳の名言を調べてみましたので、いくつか下欄に貼っておきます。


キュウリを植えれば、
キュウリと別のものが収穫できると思うな。人は自分の植えたものを収穫するのである。


誠実にして、はじめて禍を福に変えることができる。術策は役に立たない。


善悪と言っても、
天が決めたものではなく結局、
人間にとって便利かどうかだけの話である。


道徳を忘れた経済は、罪悪である。
経済を忘れた道徳は、寝言である。



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