テレビなしで15年間過ごした結果
なぜテレビを見なくなったのか
私は20代後半から40代の今まで、テレビを
所有したことが1度もありません。
テレビを見なくなったキッカケは、明らかな嘘を、さも本当のように放送している場面を見てしまったからです。
とても些細なことなのですが一応説明すると
、ある有名なマジシャンがテレビに出演していて、トランプの手品を開始した時、
「このマジシャンの最も得意ジャンルである
カードマジック!」
とナレーションが入りました。
手品が好きな人は皆知っているのですが、
このマジシャンが1番得意としているのは、
本当はコインを使ったマジック。
それは本人も公言しています。
毎日何気なくテレビを見ていましたが、この件以降テレビを信用しなくなりました。
今は多くの人が周知の事実だと思いますが、当時ネットで「テレビ 嘘」と検索すると、
まぁ出るわ出るわ虚偽のオンパレード。
↓は有名なやらせ疑惑画像ですが、知らない人のために改めて貼っておきましょう。
私がこの目で見たテレビのやらせ
私自身、TV局のやらせ(捏造)を直接目撃
したこともあります。
私がある美術館で働いていた時のこと。
博物館や動物園、遊園地、催し場では、
来場記念○○○人目!ということで、来場者がサプライズでお祝いされている光景をTVでよく見るかと思います。
でもあれ、ちょっとオカシイと思いません?
必ず仲睦まじい家族連ればかりですよね。
単身の男性などまず当たらない。
あれ、実はやらせなんです。
私が見たやらせは、テレビ局と美術館の
スタッフが物陰に隠れて、「あっ、あれだ
あの家族にしよう!」と来場記念者を選定
しているというものでした。
後で他の美術館スタッフに聞いたら、そもそも来場者数など厳密に把握できないし水増しして来場者を見積もっている可能性が大との事でした。
ちなみに余談ですが、
よく美術館で「館長のあいさつ」のような形で美術品を考察・解説した文章が入口辺りに提示されていたりしますよね?
あれ、本当は館長、何も考えてません笑
というか、何も美術品に詳しくありません。
裏で学芸員が頑張って考えています。
官僚が作成した文章を政治家がただ読むだけ
という構図と全く一緒です。
少なくとも市立や県立の美術館の館長クラスは、市庁や県庁から天下ってきたお偉いさん
なので、何も知らないし、美術にあまり興味を持っていません。
私も内情を全て把握してはいませんが、美術も「大人の事情」に汚され利用されている感は否めませんね。
テレビを見なくなると起こること
まず筆頭に挙がるのは、周りの人々との話題が無くなるということですね。
大人になると趣味や価値観が多様化してくるので、そもそも共通の話題が生まれにくい。
そんな中、テレビを見ている人たちは自然とコミュニケーションがとれているような感じがします。
これはテレビを見ることの数少ないメリットだと思います。
後はどんな情報でも疑うようになりますね。
テレビという「絶対的大正義」が嘘をついているとなると、他の情報源も無条件に信用はできない。
どこが情報元であろうと入手した情報は1度保留し、違う情報元や意見を多角的に調べてから、どの情報が正確か判断することが多くなりました。
他は失礼を承知で言うと、テレビを見ている人をアホだなぁと感じることが増えました。
私も別に賢くないので、あまり人様のことを悪く言いたくはないのですが、テレビの情報を鵜呑みにして得意気に話している様子は、なにかとても滑稽に見えるんですよね。
特に老人たちが顕著なのですが、こればかりは仕方がありませんね。
テレビ離れはメリットいっぱい
テレビを見ないようになって感じるメリットは、不快な情報を見なくて済むということが1番かもしれません。
朝何気なくテレビを見ていると○○事件だの何だのと、別に知りたくもないネガティブな情報を一方的に浴びることになりますが、
それが無いだけで1日の気分が違います。
時間の浪費を抑えられるのも良いです。
私はテレビを1度見始めると、ダラダラと
見続けて1日が終わってしまうという傾向があったのですが、それも無くなります。
同じくダラダラするなら、本を読んだりnoteを書いたり読んだり、瞑想をしたり昼寝している方が有意義だと個人的には思いますね。
流行に流されたり射幸心を煽られずに自分のペースで生活できるのも素晴らしい。
CMやセレブ番組などを見なければ虚栄心や
購買意欲を刺激されずにすむので、無駄使いも多分減るでしょう。
「あのジュースCMやってたな、試しに買ってみよ!」と言っては色々と買っていた日々が懐かしいです。
田舎に引っ越してきた時、テレビをあげると言ってきてくれた人(90代のおじいちゃん)
がいましたが、それだけは拒否しました(_ _;)
そんなわけで、今後もノーTV生活を引き続き満喫いたします!
お読み頂きありがとうございました。
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