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田舎のちょっと心暖まる話

私が今の田舎に移住した家についての
ちょっとしたエピソードがあります。

田舎も色々とあるけれど、やっぱり都会にはない良い部分も残っているなと感じるお話
だと思いますので、田舎に興味のある方は
一読して頂ければ嬉しいです。


私の購入した家は3、4年ほど空き家だったのですが、その間、家の周りの草刈りなどを
して、家の状態を気にかけてくれている方がいました。

年齢は90歳を超えたおじいさん。
当然この方はお金などもらっていません。

空き家の持ち主とおじいさんは、とても仲の良い友人でした。

この空き家は元々別荘として建てられたもので、春から秋の間は持ち主の方が移り住んで
おじいさんとよく酒盛りをしていたそうです

その持ち主の方が、ある時に亡くなって
しまいました。

土地探しなど、1からこの別荘の建築に協力してきたおじいさんは、友人との思い出の家が荒れていくのを残念に思い、時々この家に来ては草刈りなどをしてくれていたのです。

私が内見に行った際も、今思えば敷地内は
きれいに整っていました。

私が移住してきたときにおじいさんが訪ねてきてくれて、元の家主との思い出話として
この話を聞かせてくれました。

そのおじいさんは、
困ったことがあったらいつでも言ってね、と移住したばかりの私を気にかけてくれました

今でもたくさんお世話になっています。

あれ貸してと言えば持ってきてくれますし、
地域の話も色々と聞かせてくれますね。

私はあまり恩返しはできていないけれど、
この関係は大切にしていきたいと思います。


お読み頂きありがとうございました。


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