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リゾートバイト体験記【北海道 利尻島編】

こんにちは。
リゾバ生活を6年間続けた愚かな男、
自称リゾートバイトマスターと申します。

皆様、利尻島って知っていますか?
北海道の北西、礼文島と連なる離島です。

私のnoteではリゾートバイトの記事が一番
見てもらえているようですので、折角なので今まで私が経験したリゾバ先を、北は北海道から南は沖縄まで、順にお話していこうと
思います。


1度は行きたい利尻島…

「1度は行きたい利尻島。
行かなきゃ良かった利尻島。」

↑の言葉は地元民から教えてもらいました。陰でこんなこと言われてるんだよね~、と。

行かなきゃ良かったとまでは思いませんが、日本全国の観光地と比べると、あまり魅力的な観光地ではないことは確かだと思います。

見どころが基本的に利尻富士しかなく、
しかも眺めるだけなら礼文島から見た方が
よほど綺麗。

まあ2ヶ月しかいなかったので、
断言はできませんけどね。

利尻島ではホテルの客室清掃をしていましたが、扱いは酷かったですね。

地元民のパートには優しいけど、本土から
来た派遣には理不尽のオンパレードと言ったところです。

私を筆頭に珍妙なリゾバイターが多くて、
仕事よりも人間関係の気苦労の方がツラい
現場でしたね。

ただそれは大抵のリゾバ先がそうなので、
その内容には深く言及しませんが、

現場責任者はリゾバイターでも強気な者にはすごく気を使い、そのストレスを私たちに
ぶつけてくる、といったよくありそうな人間模様でした。

さて、そんな利尻島でのリゾバではありますが、まず印象的だったのが水の美味さ

水道水も普通に美味しく、特に利尻富士山麓の湧き水は、恐らく私が飲んだ水の中でも
最も美味しいと感じた水でしたね。

そしてウニ。これがヤバい。

リゾバ仲間とウニをよく採りに行っていた
のですが、まず味そのものが違う。

めちゃくちゃ美味しいけど、何でこんなに味が違うのかを地元民が教えてくれたのですが
輸出する時に鮮度を保つために薬剤を注入
するらしいのですが、その際に味が変わってしまうとのことでした。

そうでなくても採りたてホヤホヤのウニ、
美味しいに決まってますよね。

ウニ採って、寮で捌いて、炊きたてご飯を
持って海辺に行き、夕日を見ながら食べる。
これは本当に最高でした。

ちなみに私たちがウニを採っていた時期は
禁漁期間でしたので、事実上密漁だったかと
思いますが、個人のレベルですし、もう時効でしょうから許してもらいましょう。

密漁といえば、良くない話も聞きましたね。

利尻島では地元民のみぞ知るナマコの漁場があるらしいのですが、中国ではナマコが高級食材らしく、中国人が密漁しにやってくる
とのこと。

中国人が大金を渡してくるので、地元民たちはナマコの漁場を教えてしまうようです。

細かい話はまだまだ沢山ありますが、大体はこんなところですかね。

温泉も良かったですけど、それはどこも一緒なので割愛します笑

そんなこんなの2ヶ月後、サクッと脱獄して利尻島生活は終わりを迎えました。


お読み頂きありがとうございました。

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