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〜現職残留ありきの転職活動〜

みなさんは、何を目的として転職活動を始めますか?

・年収を上げるため?
・劣悪な現職の環境を変えるため?
・より成長できる企業にいくため?

いずれも正解・不正解はないと考えています。
上記のような転職の目的があっても良いでしょう。

ですが本稿でお伝えしたいのは、現職に特に不満はない、だけどなんだかふわふわした感覚がある…・・

そういった方に向けて伝えたいと思って書き始めました。

私は現在2社目で現職の株式会社BOX に勤めています。おります。

1社目は専門商社で営業をやっており、全く畑違いの人材業界に飛び込んだんですよね。

転職のきっかけはまさしく、なんかふわふわする…・・・から始まりました。

ふわふわってなんやねん。
しかも、特に猛烈にいやなこともないし、年収や待遇面も不満はありませんでした。

20代も後半にさしかかり、ただ漠然とふわふわするな〜、もっと良い環境があるんじゃないかな〜 と呆けていました。

あのときの自分は、もしかしたら「運命」のような適職との出会いがあるのではないか?
などというよくわからない期待を抱き、なんとなく転職というものを考え始めたんですよね。

今ならはっきり言える。
「運命のような適職」なんてのは存在しないぜって。

これは、自分の人生において本当に貴重な気づきだったなと感じています。

なぜそんな仕事は存在しないと言い切れるか。
それは、なんとなく始めてみた転職活動で、当時想像していないくらい悩み、思考し、自分自身に向き合いまくったことで、この結論に至りました。

私自身、運命を求めてふわついたまま始まった転職活動でした。
だからこそ、特に思考せず、なんとなく求人情報を見つめたり、なんとなく興味のある業界を見たりみたりしていました。

だけど、なんかエネルギーが湧かない。
運命的な適職だったら、「ビビっ」とくる何かがあるはずだ。と。

今にして思うと、「努力すること」から逃げていたんだと思います。

みなさんはどう思いますか?

なんとなく求人をみて、なんとなく面接を受けて、なんか向いている気がする企業から内定をもらって。

これで入社したあと、頑張れますか?

私の考えでは、最初は新しい環境が新鮮で、頑張れると思います。
が、短期離職していたと確信しています。

自分と向き合うこと、努力すること、から放棄していたからです。

重要なのは、自分で選択した道を正解にするために頑張れるかです。

でも、この納得感を得ることは難しい。

まして、現職でもなんとなくやれていて、それなりの待遇を受けているのであれば、なおさらです。

本気で転職を考えるきっかけも生まれないだろうし、そもそも転職活動の進め方がわからないと思うからです。

もし、これを読んで下さっているあなたが、当時の私のように、少しでもふわふわした気持ちであったり、この先の未来に不安を抱えているのでしたら

頼ってください。
親しい友人、ご家族、転職に詳しい誰か、頼ってください。

私も力になりたいと切に思います。

大切なのは、選択肢を持つことです。

転職活動は自分と向き合う絶好の機会です。

現職に残ることを前提でも良い。
まずは選択肢を持ってください。

今のなんとなく宙ぶらりんな現状に1つ選択肢を持ってください。

5年後の自分、10年後の自分が、「あの時やっぱり行動しておけば・・」にならないように。

はっきりいいますが、転職活動をして損は1つもない。

自己内省の機会、どんな仕事が存在するのかを知る機会、として、行動に移してみてください。

その結果、現職に残ることを決断するのであれば、それはきっと、転職活動を経験したことで、後悔を残すことのない意思決定になるでしょう。

そのための行動を。
頼り先がなければエージェントも1つの選択肢です。

この投稿が、あなたの一歩目のお役に立てれば幸いです。


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