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#35 シーン表からはじめてみよう

『#20 私がnoteをはじめた理由』※を書いたのが1月で、その中で次のような目標を掲げていた。

“人に読んでもらえる文章力を身につけて、旅行記を完成させる”

まさに、光陰矢の如し。気が付けば半年経過していた、ということになってしまいそうだけど、この目標に対して状況の変化や進捗があったか問われると、情けない話だが節目がちに「何も変わっていません」と答えることになる。

例えば、職場でのさまざまな文章や記事作成では(公開という形に辿り着けているので及第点は頂けてはいると考えたい)残念ながら「良かったよ」とか「面白かったよ」というようなお褒めの言葉をかけて貰うようなことは一切ない。
誰もがこれなら自分でも書けると思っているであろう。これぞ「うだつが上がらない」という状況が続いている。

noteはどうだろう。
始めた頃より長文の投稿をするのが増えたように思う。
日々のささやかな愉しみや想いを伝えたい。その思いが強まると、どうも長くなるきらいがある。
1投稿1,000字くらいでないと最後まで読んでもらえないと理解しているものの、これも文章の練習と甘えて、数千字書いてしまうこともある。
私にとって、文字数を抑えることこそ訓練の近道かもしれないのに……。

とまあ、前半の「人に読んでもらえる文章力を身につけて」という部分は、半年くらいの短期間で身につくものじゃないし、そもそも文章力なんて書き手の魅力や表現方法なども含まれているので、自分で上達を推し量るのも難しい。
と開き直りつつも、技量、表現を下手なりに少しでも上達できるよう、今後も奮闘、精進して参ります。
引き続き、応援の程よろしくお願いします。

一方、後半の「旅行記を完成させる」はわかりやすい目標だ。完成させれば良いんだから。
で進捗はというと、全く進んでいない。書きたいのに進まない。
旅行直後(約14年前!)に挑戦した時は、旅程の頭から無計画に書きはじめ、前半はテンションが上がって筆が進むのだが、中盤から後半になるに従って失速し、やがて書ききれずに放置していた。
今回はデータ紛失のため、殆ど使える写真が残っていない上に、一昔前の出来事なので記憶も曖昧だ。前回よりも条件が悪くなっているので、同じやり方では完成させられるはずがない。困った。

了承を得ていないのでお名前等は控えるが(よく見かけるけれど、みんなどうやってリンク許可とか掲載了承とか得ているのだろう)、noteを始めて、フォローやコメントを頂く方の中に作家の方がいて、その方が『小説の書き方』としてnote内で創作の秘訣を公開されている。
そちらを読み進めると、こんな私でも長編小説が書けるかも?(阿呆)と錯覚してしまうくらい、わかりやすく丁寧に手の内を明かされている。
その中にプロット作りの一環として、『シーン表』を作るというのがあって、これが私には目から鱗というか、この方法なら私でも書き進められるかも!と思えたのだ。

「何を言っているんだね、君。そんなのモノづくり、もっといえば人生の基本じゃないか!」と言われてしまったらぐうの音も出ないのだが、何事も『計画的』に進めるしかないのだ。
夏休みの宿題が計画的に進められなくて、という話はよく聞くが、私もまさにそのタイプで、前半で無理やり終わらせておくか、終盤に泣きそうになりながらやっていた。
無理のないペース配分が作れれば、どこかで詰め込むことなく、1日にやるべきことをやって楽しく過ごすことができたんじゃないかと思う。
そんな私の苦手とするペース配分を、『シーン表』という形に落とし込めば、なんだかこの旅行記も書けそうな気がしてきた(単純)。

***

ということで、2024年6月1日も『本日も鴨川日和』だったので出町橋袂へ。
前回はアイスコーヒーだったので、今回はビールを頂こうか思いましたが、この時点では夜から映画を観に行くため、車に乗る予定があったので柚子ジュース。

17時半頃の様子

小説を書くわけでないので、私の『シーン表』は日付、場所、行動の3列のみ。旅行当時つけていた日記のようなメモ帳を見ながら、エクセルの表を埋めていく。3列埋められたら、次は「印象的なセリフ」などもう少し列を増やそうと思う。

気がつけば、当時のメモを見ながら旅行のアレコレを思い出しながら旅行記のプロットをまとめる作業が楽しくなり、鴨川縁の滞在時間が予定より長くなってしまいました。
よってレイトショーで『マッドマックス:フュリオサ』を観る予定は無しに。
家に帰って餃子を包んでビールを飲みました。

お手製の大葉餃子
お手製のニラ餃子(今はニラが安い。一把50円以下)

ものすごく短くまとめたつもりの今回の記事でも2,000文字を超えてしまいました。う〜ん、1,000字に収めるのは難しいぞ!


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“人に読んでもらえる文章力を身につけて、旅行記を完成させる”自己紹介がてらnoteをはじめた動機を綴った記事はこちらから読んでいただけると幸いです。

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