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#20 私がnoteをはじめた理由

noteを始めて今回で20回目の投稿になります。
昨年8月の初回の投稿から、月に2〜5本程度、無理のないペースで更新しています。
投稿内容は、日々の些細な事柄から愉しみを見つけ、感じたことを書き記すというスタイルで、読み手にしてみたら自己紹介も不十分な得体の知れない中年男の他愛のない独白に過ぎません。
それでも目を向けてくださる方や、時にはコメントやフォローをしてくださる方がいて、大変嬉しく思っています。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
いつも見に来てくださり本当にありがとうございます。

さて、今回は私が何故noteを始めたのかお話したいと思います。
お付き合い頂けますと幸いです。

思いや考えを伝える練習の場に

私は他人に自分の考えや気持ちを伝えるのが下手で、実生活はもとより、職場でもコミュニケーションを大変苦手にしています。

そんな私が職場の広報としての役割を与えられ、文章で会社のことを発信する機会を得ました。
会社の魅力や実績を文章にし写真を添えてネット上で情報発信をする。
Windows95の時代に自分のホームページを作ったことがありましたが、うん十年振りに自社Webサイトを作成することになりました。

思い返すと子供の頃から、何か大事なことを伝える時は、対面で話すより手紙やメモ、落書きや漫画で伝えることが多かったと思います。
インターネットが普及してからは、チャットやメールを駆使すると割とスムーズに他人に考えを伝えることができました。
恥ずかしいので具体例は出しませんが、あんなこともこんなことも手紙やメールなどでなんとか乗り越えてきたなぁと思います。

数は少ないもののそういった小さな成果から、自分は会話によるコミュニケーション能力は乏しいが、文字や絵に起こせば、辛うじて人並みに思いを伝達することができ、寧ろそれは数少ない自分の取り柄なのかもしれないと思うようになりました。

職場でWebサイトをリニューアルするという話が出た時も、そういった経緯から文章でならお役に立つことができるかもしれないという思いで手を挙げました。
しかし、現実はそう簡単にいかないもので、拙いながらもWordPressでWebサイトを形にして、実際に更新作業を始めてみると、社内での反響は芳しくありませんでした。寧ろマイナス評価の方が目立つくらいです。

そもそもコミュニケーションに難があるので他人の意見や主張を汲み取るのが下手というのはありますが、

・表現が稚拙
・ここの文がここと被っているのでどちらかを無くした方がいい
・この文脈は前後を入れ替えたほうがいい

など文章の基本的なところで多くのダメ出しを頂きました。
指摘された箇所を見ると、確かにその通り。酷い文章です。

文章で何か表現するのを得意だと思っていたのは何なんだろうか。
結局はただの思い込みだけで根拠なんかありません。
今のままではマズい。訓練して人並みの文章を書けるようにならねば、なりたいと思いました。

こうして選んだのがnoteです。

初めは誰の目に触れなくてもいいという気持ちで始めました。
自分の思っていることを文章にし、他者の目に触れる可能性がある場所に晒す。他者の目を意識しながら何でもいいから書くことでちょっとずつ訓練していこう。

元々SNS等に疎いので、未だにnoteの使い方が分かっておりません。
例えば、タイトルの付け方なんかも通し番号を振っているだけで、読んでいただくという目的からすると見当違いなことをしているんだろうなって思っています。アピールするポイントがタイトルしかないにも関わらず、肝心のタイトルは番号があるだけで一体何について書かれているのか分からない。興味を持ってもらうことも放棄しています。
(追記:この後、#22からタイトルをつけることにし、過去の投稿にもタイトルを入れることにしました。)

とまあ、改善する余地満載の当noteですが、そんな練習、訓練、リハビリのような場に偶然迷い込んだ方には大変申し訳ありませんが、これからもお付き合い頂けますと幸いです。

14年前のイタリア旅行記を完成させる

職場のWebサイトの運営、更新に困らない文章力を手に入れたい!という目的から始めたnoteですが、続けていく中で、実はもう一つついでに達成したいことが出てきました。

14年前に行った新婚旅行のイタリア旅行記を書き上げたいです。
14年も昔のことなので、かなり記憶もあやふやで、当時撮った写真データも消失してしまったりで、残っているのは旅行中のメモのみですが、こちらをこれ以上風化させる前に形にして残したいという気持ちが湧きました。

人に読んでもらえる文章力を身につけて、旅行記を完成させる。

これがnoteでの当面の目標です。
応援よろしくお願いします。

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