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自分の根底にあるもの。

ふと、なぜ自分が「誰かの役に立ちたい」と考えるようになったのかを考えていました。

1本目の自己紹介の記事にも書いた通り、私はある時国際協力と出会い、世界に貢献したい!貧しい人々を助けたい!などと考え(浅はかかもしれませんが、、)、ここまで来たのですが、その根底にある「誰かの役に立ちたい」の気持ちは、一体どこから来たのかを考えていたのです。

結局そんなの明確なきっかけは分からない、というところに落ち着くのですが、こういう出来事とか気持ちがあったからかも?というのはいくつか思い浮かんだので、書いてみようと思います。(今回の記事はあまりインターンと関係ないです。インターン業務に限らず自分がどんな気持ちから普段の動き方をしているのか、をお伝え出来れば幸いです。)

①単純に褒められるのが嬉しい

幼い頃、両親が共働きで朝起きると寝惚け眼のまま近所の祖父母の家に送られて、そこで朝ごはんを食べ、保育所に送って行ってもらい、夕方また祖父母が迎えに来てくれて、夜になるまで祖父母宅で過ごし、仕事を終えた母と帰宅する、という生活をしていました。
そんな生活の中で、幼心に親に褒められたい、という気持ちを持っていた気がします。それで、小さな自分が思いつく限りの「いいこと」をしていました。その当時の私のいいことはやっぱりお手伝いとか、人に迷惑をかけないとかだったと思います。

これは、書いてみたら「人の役に立ちたい」というところまでは到達していなかったので、①じゃなかったです。でも、もしかしたらどこかで「人の役に立ったら褒めてもらえる」の思考になっていたのかもしれなくて、何かしら繋がっているかもしれないので残しておきますね。

②自分が助けてもらった経験

これは、自分が助けてもらったから、自分も誰かの役に立ちたい、と思ったのかなという話。

記憶に残っている、というかきっとこれからも記憶から消せない出来事なのですが、2011年の3月11日のお話です。当時小学2年生だった私は、たまたまインフルエンザになってしまって、学校を休んでいました。母も仕事を休んで家にいたのですが、あのとき、本当にタイミングが悪く、母は買い物に行っていて、自宅でひとりきりでした。
突然大きな揺れが起こって、パニックになった私はただただ誰かに会いたくて玄関を飛び出して、家の前で泣いていたんですよね。(揺れが収まるまでの、あんなに長く感じた数十秒は、これまでもこれからもきっとないと思います。)
そうしたら、多分たまたま近くで営業をしていたサラリーマンのおじさんが、声をかけてくれて、落ち着かせてくれて、隣の家の方にこの子のお母さんが帰ってくるまで一緒にいてあげてと頼んでくれました。本当にありがたかったです。

仙台の内陸部だったので津波はありませんでしたが、私にとってあの日の体験は凄く大きくて、自分が助けてもらったから、今度は自分が誰かの役に立てるようになりたいと思ったのかもしれないなと思います。というか、ならないといけない、と感じているのかも、と大学に入ってから思うようになりました。

③ただただ誰かの役に立つことが好き

これは中学のころ、自分から立候補したわけでもなく学級委員長になってしまった時の話。

自分の意思でなった訳では無いけれど、なってしまったからにはしっかりこなさないといけない(と思うタイプの人間だ)から、クラスのためになんやかんや動いていました。
最初は嫌々だったけど、段々楽しくなってきて、自分が動いたことでクラスがよくなる経験を重ねるうちに、誰かの役に立つことが好きになっていた気がします。

そこから高校生になると地域のスポーツイベントや国際系のイベントでボランティアをするようになって、参加者の方から温かい言葉をかけていただくたび、もっと好きになっていきました。

④誰かのために動くことは巡り巡って自分のためになる

これは1つ前の話にも通ずるのですが、誰かのために動いて、誰かが喜んでくれたり、何かが上手くいくと、自分がハッピーになれるんですよね。だから自分のためになってるのかなとも思っていて、そう考えると誰かのためではなく、自分のために動いているのかもしれないです。

でも、これ行き過ぎると上手くいかなかった時しんどくなったり、人に見返りを求めるようになっちゃうので注意が必要だなと思います。「○○したのに」「○○してあげたのに」にはならないように気をつけています。あくまでも上手くいったら儲けもん。って感じですね。


ということで、長くなりましたが、最初に書いた通り、結論は「そんなの明確なきっかけは分からない」ですし、この書きようだとこうなのでは?という読んでくださっているあなたのご想像にお任せします。でも、この記事を読んでくださったあなたに、なにかしらの考えるきっかけを与えられて、お役に立てたら嬉しいです。(笑)

(追記)
タグ付けをする時に、たまたま作品募集でやさしさに救われてというのを見つけ、つけてみました。
主に②の部分ですが、やっぱり今考えてもあのやさしさに助けられていまがあるし、いつかあのおじさんに届いたらいいなと思っています。

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