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夫婦間のコミュニケーションが上手く行くポイント!

渡辺家には幼い長男の太郎君(仮名)がいます。パパとママと太郎君の3人暮らしです。
渡辺さんは私の夫婦問題カウンセリングを受けられたご相談者です。

3歳の太郎君は最近何かにつけママに叱られることが多くなってきました。
気分次第の太郎君に少しでも規則正しい生活を送らせようと、起きる時間・保育園に行く時間・寝る時間、これだけでも守れるようにとママが一生懸命でした。

しかし、パパはまだ3歳なんだから、そんなに厳しくしなくてもいいだろうと口出しはしませんでしたが、ママの言い方にイライラしていました。

そんなある日の太郎君が寝た後の会話です。
ママ:「あのね私、スキルアップのために資格取ろうと思う」
その言葉を聞いた時、パパは話を聴かないうちに、怒り口調で
パパ:「そんな余裕ないだろ!自分の力を考えてみろ」と。

その後にも似たようなやり取りがあり、とうとうママとパパはあまり口を利かなくなって
こんなに話ができないのなら、一緒に居る意味がないとママが離婚を考え始めました。

親子3人の画像
パパとママと太郎君のイメージ

夫婦間の話し合いのイメージって
話をして自分の考えをわかってもらいたい。もしくは
相手が間違っていることをわからせたいと思いがちですよね。

要するに相手に勝ちたいと思って話し合いをする???ようでしたら
それは喧嘩に近いです。

話し合いの中には議論・対話・会話があります。
その中でほとんど限定的に二人で向き合って話をし、相手を理解するために使われるのが対話になります。

普段の生活で、夫婦は話し合いのひとつである対話を学び、重視していきましょう。
そして楽しむための会話を増やして仲良くするのがコツです!

それでは、対話とはどんな風にすると対話になるのでしょうか。
書いて字のごとく、向き合って対等な立場で二人が言葉を交わすこと。
方法としては、「聴く」「質問する」「伝える」を繰り返していきます。

対話は目的を持った話し合いですが、議論などよりずっと柔らかいものです。
対話に必用なのは相手の話を反発しないでよく聴くこと。
相手の立場を理解しながら話を最後まで聴きます。

その次ぎに興味を持って質問しましょう。
その答えを待って、自分の考えを相手に伝えます。

全ては落ち着いた雰囲気と柔らかい声で行いましょう

渡辺さんも対話をマスターし、離婚は回避されました。

まとめ
対話も話し合いの中の一つですが
対話をする習慣がある夫婦はあまり喧嘩をしません。
喧嘩する必要がないのです。

夫婦間において喧嘩は理解を深めるには有効なときもありますので
していけないとは思いませんが、自分が勝ちたい自分の意見を通したいと思う喧嘩では理解するよりも関係を壊してしまいがちですので注意が必要です。
対話が上手い人は会話も上手!
上手な対話の方法を覚えて、円満な夫婦関係を構築していきましょう。

そうは言っても喧嘩をしてしまったら、
次回は上手な夫婦喧嘩の終わらせ方について書きますね。

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