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4月のモヤモヤの正体

こんばんは。

3月最後の日曜日ですね。
明日は4月1日で週明けの月曜日。新社会人は初の出社日で、学生はまだ春休みでしょうか。

私は、今は療養のため社会生活から離れていますが、働いていたころは毎年4月になるとソワソワした感覚になっていたなと思い返しています。

理由ははっきりとわかっています。
寒くもなく暑くもない、植物の葉や花のにおいが混じったぬるい空気の中での学生時代の体験によるものです。

かつての入学式。
顔馴染みの無い人たちの中に混じり、早く誰かと仲良くなってグループを作らなきゃと焦った。

新学期のクラス分け。
新しいクラスのメンバーに心の中で一喜一憂。慣れ親しんだ子が多ければ安心。いなければ誰が話しかけやすいか見極めて輪の中に混じる努力をした。

入学式も新学期も、自分が落ち着けるポジションはあるのだろうかという不安が大きかったのを覚えています。
人間関係がその後の学校生活を左右しますからね。

私はある程度イケそうなメンバーがいれば、すぐに話しかけました。
ほとんど初日である程度グループが固まっていくので、気になるメンバーに加わるためにスピードも大事だったのです。
一歩遅れてしまったら、グループに後から加わるのは容易ではありません。
実際、初日にお休みした子はなんとなく輪の中に入りずらそうな様子でしたから。

最大限に神経を研ぎ澄まして空気を読んで仲間を作る、今はもうできない所業です。

今はもう一人でいたって気になりません。
気が楽である分、刺激がないのは否めませんが、私はそれでいいかなと、社会生活から外れた社会人はそう思っています。

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