<愛実と翔琉の場合 第3話>
それから数日後
翔琉のスマートフォンにメッセージ通知が届く。差出人は望美だった。
アプリを開くと、動画ファイルだった。
知り合いからのメッセージだったこともあり、特に警戒することもなくファイルを開いた。
数秒後、翔琉の顔から血の気が引いていくことになった。動画に映っていたのが他でもない、望美の下着にイタズラをしている自身の姿だったからだ。
続けてメッセージが届く。
「動画、確認してくれましたか?ふふふ、こんな動画外にばれたらやばいですよね~ばれてないと思ってたでしょ?先輩のす