私が狐面を作るようになったきっかけ

かわいいものと狐が大好き、狐面作家の北原ユウキです。

#つくるのはたのしい 　というnoteのハッシュタグ投稿キャンペーンがありまして、キャンペーンの応募期間は終わってしまったんですが、自分がなぜ狐面を作るようになったのかをツラツラ備忘録がわりに書いていきたいと思います。

そもそもアンタ誰よ

狐面作家の北原ユウキと申します！！！
普通に仕事しながら趣味で狐面を作ってます！TwitterとpixivのBOOTHが主な活動場所です！！

Twitter  : https://twitter.com/Brave_fox0014

BOOTH : https://foxlittleitem.booth.pm/
(BOOTHは不定期に開いたり閉まったりします)

和紙を糊で型に貼って形を作る「張り子」という技法で狐面を作って被って遊んでます！！！！狐面の顔だけ覚えて帰ってください！！！！

かわいい狐面がほしい！！

元々北原は和風のモチーフが好きでした。狐面という概念も好きでした。
ただ、その頃手に入る立体の狐面といえばお土産屋さんとかに売っている民芸品のものや、プラスチック製のものが多く、被れるやつを買うほどではなーと、あまり食指が動きませんでした(それもかわいいけどね！！)。
そんななかある日革命が。2015年頃、ポツポツといろんな作家さんが個性溢れる狐面を製作し出し、デザインフェスタや妖怪がテーマのイベント等で販売を始めてくださったのです！！！

作家さんごとに雰囲気も違えばテイストも違う狐面の数々！！それを見た時の感動といえば！！！
しかし、需要が高すぎた。妖怪ウォッチの影響もありましょうか、空前の妖怪ブームも相まって物凄い高まっている狐面需要に対して、供給は作家さんの手作業。なかなか手に入るものではありません。北原は何度もゲットチャレンジをし、敗れていきました。

手に入らないなら作ってしまおう！

その頃は狐面を販売する場として、妖怪イベントが多く開催されていました(今もあるよ！)。
作家陣がグッズを販売するだけではなく、参加者もそれぞれ着飾って自身の思う「妖怪」をアピールする場でもありました。

いやめっちゃイベント出たい！！！！！

出るならアタシ、狐面被って思い思いの服着て妖怪になりてえ！！！！！

でも狐面手に入らねえ！！！！

じゃあ作るしかなくない！？！？やるか！！！！！！

そんな感じ。狐面がないなら作ればいいじゃない？？と
心の中のマリーアントワネットがそう囁きかけるわけです。お前の中のマリーアントワネット感どうなってんだ。
自分の思う、かわいい狐面が作りたい。自分が被りたい狐面を作りたい。全ての原動力はただそれだけでした。

さて、どんな狐面を作ろう。

作ると決めたらやるしかねえ。じゃあどんな狐面を作ろうかな。まずはそう思うわけです。
北原、和風モチーフもさることながら、2015年くらいの同時期には『スチームパンク』というジャンルにハマっていました。

スチームパンクな服着たい〜、でも狐面も作りたい〜、あとSNS上に顔出したくねえ〜

じゃあもうスチームパンクに似合う狐面作るしかないよね！？！？

そんな感じ(2回目)。一粒で2度美味しい狐面を作ろうと思ったんです。

処女作はちょっと恥ずかしすぎて出せないんですが、だいたいこんな感じの「スチームパンク×和風」な妖パンクな狐面を作りました。

その後何度か試行錯誤を繰り返し、スチームパンクモチーフの狐面も何度か製作し、技術を上げていきました。

こちらは2016年くらい制作、第3代目くらいのスチームパンク狐面。
現在制作している狐面の型で作った最初の狐面で、今も現役で撮影等に使用しています。

その後も自分がしたい服装に合わせて狐面を作り続けました。

自分のお気に入りの浴衣の色に合わせて制作した狐面。

自分で1番クレイジーだなぁと思う狐面。テーマは「ゆめかわいい」

作り続けてたらほしいと思ってくれる人が出てきた。

そんなこんなで自分の、自分による、自分のための狐面を作り続けて、Twitterで発信し続けていたらありがたいことに「いつか購入したいです！」「どこで販売されていますか！？」のお声を多くいただけるようになりました。

おっしゃその期待に答えないわけにはいかねえな！とちまちま自分用以外の製作を始め、デザフェスや妖怪イベントで不定期に販売を始めました。
ありがたいことに多くの皆さまに手にとっていただけて、何回も購入してくださる方もいらっしゃり、身につけてイベント等に参加したお写真も流れてきたりして、作ってて、販売して良かったなぁと親心的なものもむくむく湧きました。母性がやばい。

また、今年の5月ごろには数名限定でオーダーでの制作を受け付けたところ、ものの5分ほどでオーダーを締め切ることとなりました。(まだ届けられていない人本当に申し訳ありません。)
しかしまた、別の問題が湧き始めたのです。

販売したいけど私もほしい

私も被りてえ。
販売もしたいけど私もまだまだやりたい格好がめっちゃあるんすよ。サイバーチャイナな狐面作りたいし、口が動く狐面の作成実験とかしてみたいんすよ！！
創作意欲！！！湧きまくり！！！！！

張り子がですね、結構時間かかるんですよ。和紙貼ったり、研磨したり、和紙貼ったり。
販売に力入れると自分の分が作れないし、自分のやつ作ると作品作ってる暇なくなっちゃうし。

もう絵付けだけやりたい。このジレンマ。

今後の目標

そこで思いました。今後の目標。２つあります。
1個目は張り子の作業をどこかに委託して、北原は絵付けだけやる。絵付けにはそこまで時間がかからないので比較的頻繁に狐面の販売ができるかなーと思います。

2個目はもっと狐のイラスト系グッズを増やして「狐面被るほどじゃないけど、モチーフとしてはめっちゃ好きなんだよなぁ」って人をもっとファンにして行けたらいいなぁと思います。

サポート、お待ちしております！！！！！！

上記の目標のために、本業のお仕事も頑張りますし、イラスト系グッズも充実させるべく、作業環境を整備して、ファンの皆さんにもっと気軽に、北原のいろんな作品をお手にとっていただければなぁ〜と思います。
「おっ、ええやん北原」と思っていただけた方は是非サポート等お待ちしてます(´∇｀*)

また、今回の記事購入していただけると私の懐とやる気がめちゃめちゃブチ上がります。
↓↓以下には記事購入してくださった方だけが見れる、Twitterでもアップしたことのない初公開の写真や、お礼イラスト載せてますので是非に是非に。↓↓

写真とともに語る狐面の魅力のコーナー

写真5.6枚あります。