長男との時間。

長男は思春期が小４の夏休み前からと、少し早く始まり、中３の１１月まで続いた。

長男の思春期の始まりと終わりは、ちゃんときっかけがあった。

こどもの思春期は、なんとなく始まって、時には激しさを増し、いつのまにか終わったのかな？みたいな、グラデーションなイメージだっただけに、意外だった。

思春期中の4〜5年間は、会話にならないのて、意思疎通も難しく、必要最低限の事はLINEに頼った。
もちろん長男から返信はなく、既読はついたな、と言質？を取っていた。

１年前までそんな感じだったのが嘘のように、今は普通に会話ができるし、好きなアーティストの話で盛り上がったり、２人でランチに行ったり買い物に行ったりしている。

こんな未来が来るとは当時はみじんも思えなかった。

今思うと、あの時彼は必死に自分を守っていたんだと思う。
私は息子達に、「当たり前」と「普通」と「ちゃんとする」を押し付けていたんだと思う。
結局、ちゃんとそのままの息子達をみていなかった。
毎日起こるいろいろな出来事に必死になりすぎて、一番大事な事を見失っていた。

今はただ、一緒に過ごせる時間を大事に、グータッチして、愛してると言い続けたい。