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「プロジェクトも私も変化の1年になる」大きな飛躍を前に、今私が思うこと。

大学生スタッフのみお、副代表のあや、元銀座No,1ホステスAska、バックパッカーで動画担当のあさみ、元ソムリエのWeb担当たかとに続き、3人の子どもを育てるパワフルワーキングマザー・えみのインタビュー。 

同僚であるたかとから「絶対的な安心感」と言わしめる守備範囲の広さ。本業も家庭もある中、写ルン族にも関わりプロカメラマンとしても活躍中です。 

育児中であっても自分のやりたいことを諦めないポイントが分かるかもしれません。ぜひご覧ください!

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- 写ルン族では何を担当していますか?

えみ:オンラインショップの運用やクラウドファンディングの対応、HPの構築と運用など、幅広く携わっています。  

オンラインショップは商品の出品やサイトのデザイン、商品の注文状況の管理などをメインで担っています。オンラインでの販売だけでなく、展示会で購入していただいた商品の注文管理も行うので、他のメンバーと共有しながら対応しています。

クラウドファンディングの対応も行なっています。現地の子どもたちが撮影したお写真が返礼品に含まれているコースがあり、サポーターとなられた皆様が「飾っていたい」と思ってくださるような作品をお送りできるよう、写真の選定から印刷全般を担いました。

HPは現在新しいものにリニューアルされているですが、以前のサイトは私が構築していたんです。リニューアル時には情報収集や写真選定などに携わり、同じくメンバーで、HPのリニューアル担当のたかとへ連携してきました。

また、今後写ルン族ではデジタル写真の販売を行ないたいと思っていて。代表であるごっちさんが任せてくれているので、どんな風に運用しようか考え中です。

- 多岐にわたるご活躍ですね……!ちなみに、えみさんは3人のお子さんがいらっしゃるワーキングマザーですが、日々の仕事と家事育児の両立はどんな風に行なっているんですか?

えみ:在宅勤務の隙間時間を活用したり、土日や夜に活動しています。

家では子どもに子どもを見てもらっています。うちはお兄ちゃんが7時に帰宅し、夜8時には寝てしまうんです。

ですから、仕事から帰宅するタイミングでご飯を炊いておいたり、お風呂も湧いている状態。子どもたち3人でお風呂に入ってもらっている間に急いでご飯を作っています(笑)。

- すごい・・・とってもパワフルですね。同じく子を持つ母として本当に尊敬します。

スタッフになったきっかけ

えみ:もともとは2年前。ルワンダのスラムに住むシングルマザー達の支援を目的として、現地での写真撮影やファッションショーを行なったRwanda Happy Mother Project(以下HMP)がきっかけです。そこで日本側のスタッフとして少し入らせていただきました。

私は写真家のヨシダナギさんが好きで、アフリカにも興味があったんです。本当はルワンダ現地での活動も行いたかったんですけど、1週間以上子ども達を夫に預ける事が考えられなかったことと、下の娘が生まれたばかりだったので渡航を断念しました。

でも、実はすごく後悔していて(笑)。私自身はやっぱり行きたかったんですよ。

そしてそのプロジェクトが終了して2年。ごっちさんが再びルワンダのPJTを手がける、という話をお聞きしたので、自ら「私もやりたい!」と声をあげました。

どんなことをやるか、などはよく分かっていませんでしたが、とにかく「ルワンダに関われる」というキーワードだけで興味を持ち、今に至ります(笑)。

- 実際に写ルン族にスタッフとして入ってみて、どうですか?

えみ:正直、初年度からここまで展示をやらせていただけるとは思っていませんでした(笑)。

でも、やれることがあればやりたいと思っていますし、やりがいを感じています。2年前に参加したHMPの時よりも自身の関与度が高いから、そう感じているのかもしれません。

あと、2年前のHMPはオフラインでの集まりが主流だったので、子どもが小さかったこともあり、ほとんど参加ができず、メンバーとの距離感を掴むのが難しかったんです。

それが今はコロナのこともあってオンラインが主流になり、離れたところに住むメンバーともコミュニケーションを取りやすくなったような気がします。

また、メンバーみんな役割をちゃんと持っていて、自ら前に進めようと考えているのが面白いです。今回はアーティストの皆様ともお話しする機会があり、人との出会いが広がったと思います。写ルン族に関わららなければ出会うことがなかったご縁ですよね。

- そしてたかとさんを写ルン族に紹介してくれたんですよね。

えみ:はい。純粋に、写ルン族のPJTは(たかとが)好きだろうなと思ったんです。

私たち、同じ会社の同僚なんですが、社内でも仲が良い方で、プライベートでも飲みに行きます。彼のバックボーンに地域おこし、海外、ワーホリというものがあるのを知っていたので、飲みの席で相談しました。今では彼もスタッフとしてプロジェクトに関わってくれています。

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たかと(左)とえみ(右)。えみ曰く「とにかくフットワークが軽く、誰とも気さくなコミュニケーションを取れるのがたかとのすごいところだと思います!」とのこと。

- スタッフとして活動する中で大変だったことを教えてください

えみ:もっと現地や展示会にも行きたいんですが、どうしても「子どもどうするんだ問題」はやっぱり付きまといます(苦笑)。 

また、主体性に任せられているので、自分が何もない時にどうしよう、と思うことはありますね(笑)。

- スタッフとして活動する中で嬉しかったことを教えてください

えみ:主体性を持つメンバーが集まっているからこそ、新しいものが生み出されるのが嬉しいです。  

例えば動画制作。経験があるたかとがいたからこそ、あさみちゃんが動画を始め、彼女がそれを楽しめるようになったと思うんです。

みおくんも、昨年夏にルワンダに渡航していなければ、サッカーで途上国支援をするという動きが生まれなかったかもしれません。

ごっちさんの人脈が発展し、今年新たな展開が生まれようとしていることも、いろんな人との出会いがそれを生んでいると思うんです。

アーティストとして参加してくださっているコシノ(ヒロコ)さんもそうですよね。まさか私たちのプロジェクトに参加してくださるなんて。

あと、私も含め、子どもたちが芸術に触れる機会が増えたことも嬉しいです。昨年はルワンダへの渡航を予定していたものの、コロナの感染拡大のこともあり、残念ながら渡航できなかったので、今年は(現地に)滞在できたらいいなと思っています。

もちろん、国内の展示にも足を運びたいですね(子ども達をどうするかは考えなければなんですが。笑)!

- 読者のみなさまへ一言!

えみ:私たちはまだ小さな集団です。でも、これから大きなものを作っていきますので、ぜひ応援お願いします!

特に今年は決まっているイベントも含め、大きなニュースをたくさんお届けできるんじゃないかと思っています。どんどん波及してほしいし、活動を知ってもらえたら嬉しいです。

また、私はこの写ルン族に参加して「一人一人がやろうと決意して、動き出せば世界は変わっていくんだな」と実感しました。

実は、プロジェクト以外でも、私自身がそうなりたいと思っていて、新しいチャレンジをしようとしています。決めて行動し、時には手放すことも含めて必要だと思う。そんな過渡期にいます。

決めたら何にでもなれるんだと思うんです。メルマガをご覧の読者の皆様にも、小さなことから決断することで世界は変わるよ、ということがお伝えできると嬉しいです!

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3人の子どもがいながら、多岐にわたって活躍しているパワフルなママ、えみさん。

インタビュー中も終始笑顔でお話ししてくださり、自分とプロジェクトの変化を楽しんでいる様子が伝わりました。そして、HMPと写ルン族の経験を経て、ルワンダ渡航での想いはさらに強まったそう。

現地の子どもたちの写真や、広角レンズならではのワイドな写真をたくさん撮影したいと考えていらっしゃるようで、「娘達の渡航費用も、レンズ代もなんとかしなきゃ!(笑)」とおっしゃられていました。

決めたことをやることで世界が変わる、ということを実感されているえみさんなので、きっとPJTの変化もえみさん自身の変化も楽しまれるのだろうなと思います。私も同じくワーキングマザーとして、子どもの成長も、変化も、たくさん楽しんでいこう、えみさんのお話からそんなことを感じました。

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