見出し画像

青春18きっぷはスマホ専用にするべき。

最近一部の鉄旅マニアの話題となっている、18きっぷについてとりあげたい。

知らない人の為に簡単に説明すると、青春18きっぷとは主に春、夏、冬のお休みシーズンに発売されるJRグループが発売する企画乗車券である。
全国の普通、快速列車が乗り放題で、5回分のセットで1万2050円という破格。
このため利用する人も多く、18きっぱーなどと呼ばれている。
自分もマイカーを持たない学生時代にはお世話になったため馴染み深い。

今回話題となったのは、この18きっぷが廃止になるかもしれないということである。
結果としてまだ公式のリリースはなく、未確定である。
しかし、乗り継ぎ割引の廃止などコスト削減に邁進するJRの風潮を鑑みれば、全くありえないことではないと思われる。

しかしこの18きっぷ、完全廃止するには惜しいきっぷのため、持論の提案を書きたいと思う。

まず18きっぷという名前ではあるが、若者だけでなく、いやむしろそれ以外の利用者が多いのが実態ではある。
鉄道マニア、お年寄りなどが大半ではないだろうか。

正直これは問題である。
お年寄り向けにはジパング倶楽部といった商品があるし、旅行をするような人はお金を持っているだろうからただ運賃をケチるために使っていると思う。
対して若者はお金がないが、使い方がよくわからないため利用しない人が多いのではないだろうか。
都市圏の満員電車を使っている人は、休みまで乗りたくないという意見もあるかもしれないが。

ここで考える利用推進策としては次のようである。
利用可能年齢を25歳以下として、スマートフォン購入専用のきっぷとすることである。
つまり、四国や北海道で使われているスマホ定期のようなものだ。
JR東日本はMaaSなどのキャンペーンも行っているため、ノウハウはあると思う。

この方式であればデジタルネイティブ世代に希求しやすく、何よりターゲット外に使われることもなくなる。
自動改札はもともと使えないので、問題も起こらない。
ちなみに25歳以下としたのは、ANAや携帯キャリアなどの割引年齢を参考にした。

物価上昇で苦しい生活であっても、娯楽や暇を楽しむ余裕があってこそ、人間と言えると思う。

ぜひ、JRの方々には聡明な判断を頂きたい。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?