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映画の話を気分よくしたい

映画の話をしたとき、話し出したときに友達に気持ちよく話せた試しがない。微妙にモヤっとしている。
どういう受け答えが望ましいのか考えたことがなかったのでちゃんと考えてみる。

主に会話の軸になるのは作品の側に関するものと内容に関するもの、話し手の興味のあるものと興味のないものに分かれると思う。

実は最近映画の感想文を書いていることにもつながっている。人と話しててうまく話せた試しがない。もちろん話し手に依存するところもあると思うが。コミュニケーションは双方向なので。

いいと思われる方法、避けるべきだと思った方法に分けて具体的なセリフからいくつか考えてみる。

ベストプラクティス(いいと思われる方法)

どんな話なの?

  • 知識、ストーリー的な前提を揃えるのには良い

  • ただ、相手に完璧にあらすじを求めるのは筋違いだと思う

    • だってそんなこと考えながら見てないから

    • 自分のその映画に対する前提知識も違う

  • その映画の公式サイトのあらすじとかを軽く見ながら「こんな話なんだ〜」と会話を振るのがいい

  • つまり可能な限り内容から興味を持って欲しい

  • 興味ないのにこの質問をするのは本当に無理

    • 質問をしないでいてくれる方がありがたいかも

どこが面白かった?

  • シーン、キャラ、作画、音楽、どれがきてもそれは聞き手の興味の軸に沿ったもの

  • その知識があればそれをうまく広げればいい

    • 「前作だとこんな感じだったけど、今回はどうだった?」

    • 「Adoの歌声ってYoutubeでしか聞いたことないけど、映画館で聞くとどうなの?」

  • 知識がないなら教えてもらう、アドバイスをもらう、みたいな興味を持った姿勢を期待したい

    • 興味を少しでも持ってくれた人間に対して教えるのが気分悪い人はいない、少なくとも僕は語りたい派

    • そのときに可能なら折れないで欲しい

作画キレイだよね〜、音楽がいいよね〜

  • ただしお互いに作品を見ていて、それが語彙力なくなるほどよかった場合に限る

  • この抽象度で意思疎通するくらいが人間にとって幸せなのかもしれない(要出典)

アンチパターン(避けるべき方法)

監督誰だっけ?

  • 大体において、そういう話をしていない

  • 自分は映画を見てきた、という話をしている

    • つまり内容について、そしてそれに対して思ったことについてまず話したい

    • 側(ガワ)の話はそのあとでもできる

  • 聞き手は多分なんでもいいから映画について情報を知りたいからこの質問してると思うんだけど、この質問からうまく広がった試しがない

    • 「知らない」「聞いたことある」「知ってるー、なんだっけ?」みたいなところにいく

    • つまり、話し手が話したい興味の軸、内容の軸から容易に逸れる

      • 逸れてるのが続くうちに、話し手の興味もなくなっていく

        • そして会話が終わっていく

俳優・声優誰だっけ?

  • これも上と同様

  • ただしその声優の演技に定評があるだとか、そこの共通認識がとれてるとかなら話は別

  • 多分そういう話をしたい(俳優や女優がいいとか)だけの時も全然あるので、ケースバイケース

面白かった?

  • 悪くはないんだけど、面白くなかった、とか言ったときにあきらめないでほしい

  • どこがつまんなかったか、微妙だったかを考えるの、僕は全然楽しいと思うんですが聞き手としてはついていくのきついのかもね

  • Yes/Noのクローズドクエスチョンなので広がりはしないなと

あの監督の作品好きじゃないんだよね

  • そっか、ごめんね

おわりに

思い出そうとしたけどあんまり広がらなかった経験しかないのでレパートリーも少なかった……
何か他にあったら教えてください、もしくは皆さんも考えてみてください。

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