シングルマザーの私が中古マンションを購入した話①
2020年8月6日
当時シングルマザーだった私は5歳の娘と2人で住む中古マンションを購入した。
まさか、自分がシングルマザーで家を買うなんて、娘を産んだ時には想像もしていなかったから人生は面白い。
マンションを購入した理由は色々あって
まずは当時住んでいた賃貸のハイツが
自然が豊かすぎる、
毎日、たくさんの虫と遭遇するハイツだったこと。
敷地内に木がたくさん植えてあることと、一階だったこともあり、玄関前には毎日必ず何かいた。
お風呂場にゲジゲジも2回出たし、ヤモリも2回出た。
玄関ドアにカマドウマがとまっていて、鍵を閉めれず、たまたま帰宅した上の階の方に鍵を閉めてもらったこともある。
外に出る時は玄関ドアを小刻みに揺らして、いるかもしれない虫を威嚇してから出る。
外から入る時は鍵をあけて「1.2.3」で急いで入る。
が我が家のルールだった。
虫がこの上なく嫌いな私は
遭遇するたびに、
「再婚したい」と思っていた。一瞬だけ。
そしてその頃からInstagramでおしゃれなお家をたくさん目にするようになった。
シンプルで明るくておしゃれなインテリアのあるお家…に憧れていたが
築年数も古く、狭いハイツでは、とうてい叶わない夢だった。
次に、
「シングルマザーでも立派に稼いで暮らしてやる!」といった意地のようなものだ。
離婚して子供を育てると話した時、とても仲の良い友達に
「大丈夫!シングルマザーでも見下したりしないよ!」と言われた。
きっと彼女に悪気はないんだけども、
シングルマザーは見下されるものなんだろうか。とモヤモヤとした。
また、もう1人の友達に、いつか家を買いたい!と話した時に
「家ねぇ…」と言われた事があった。
…の続きはわからないが、
私には無理でしょ?と言われているように感じて少し悔しかった。
2人ともとても親切な友人で何も悪気もないのもわかっているし、私が同じ立場なら同じ返答をしたと思う。
それでも、1人で立派に育てる!と意地になっていた私は
彼女達や周りの人たちに、しっかりと育てている自分を認めてほしい!
という気持ちがあったように思う。
最後のダメ押しは
コロナ禍のおうち時間に飽き飽きしていた頃に、姉が持ってきた中古マンションの物件情報だった。
私が住む地域は周りと比べると土地が高く、一軒家なんて中古でも敷居が高かった。
だか、とても良い校区だし自分の母校もあるので娘と住むにはベストな地域なのだ。
そこで、シングルマザーの私でも手の届く物件となると、築30年の中古マンションだ。
とっても古い。
だか、マンションなら、フルリフォームしても手が届く!!
家賃と同じくらいでローンの返済と管理費が払えてしまうのだ!
そしてローンなら、私が万が一死んでしまっても、娘に家を残してあげられる。
コロナ禍にもかかわらず、姉と子供を連れて不動産屋にむかい、すぐに内覧、あれよあれよと言う間にマンション購入が決定した。
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