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私が離婚して気づいたこと

元夫とは
付き合って九ヶ月で結婚し、
3年余りで離婚した。


離婚の理由を聞かれると
「性格の不一致」
「義母の過干渉」
だったと思う。

どちらか一つが、欠けていたら
離婚はしていなかったかもしれない。

地元を離れて嫁いだ先で
話の合わない旦那と
何かにつけて干渉してくる、どこまでも息子が可愛い義母。

結婚初日から
二人の新居にシャンプーやら洗剤やら趣味の悪い新品のタオルを勝手に置かれたり、
黙って元夫が合鍵を渡していた事がわかり
新しい生活を二人で作ることにワクワクしていた私は、それがとても許せなかった。
今から思うと先行き不安でしかない。

(趣味の悪い新品のタオルは後日
貸してくれてありがとうございます〜とバカなふりをしてまるっと返した。
新品のシャンプーや洗剤は元夫へのストレスが溜まったときに流して捨てた)

それでもなんとか、可愛い娘ができて3人で幸せな家族になれると思っていたが、
初めての育児と、初めての働きながらの仕事は慣れないことも多かった。

病院を探すのも、保育園を探すのも、周りに知り合いがいないから
私一人。
相談しても
「なんでもいいよ」との返答。

一人で何かを決めるのは
できないことではないけども
どこか心細い。

そんなことを話し合えずに
協力もあまりしてくれない夫に
ストレスだけが溜まった。

私が帰宅してから、5分も座ってないソファに
どうしてあなたは帰って出てきたご飯を食べてすぐ座るんだ。

あなたが座っている上に洗濯物がかかっている。
寝かしつけがやっと終わりリビングに戻った私は
そのままの食器と
そのままの洗濯物と
ソファでダラダラする旦那にうんざりした。

「洗濯物だけ畳んでおいてほしい」
そういえば良かったのはわかるが
「周り見たらやることあるのわかるやろ!」
としかその時は思えなかった。

休みの日には義実家に帰り、
義母の息子自慢を聞きながら
娘を取られたくないとバリアをはって
とても居心地が悪かった。

気がつけば一週間の半分くらい
「この人と将来二人きりになるなんて
嫌だなあ…」と思いながら
仕事場の窓から外を眺めていた。
↑(ドラマじゃなく本当に人ってこーゆう事するもんなんですよね。)

地元に帰った時に、友人にポツリとその話をしたら
「それは幸せじゃないね。」
と言われた事を覚えている。

私と元夫はきっと徹底的に合わなかった。
彼も優しかったし、
私も最初は優しさを持っていたが
お互いに分かり合える事が少なく、
話し合える関係でもなく
お互いの抱えた思いを
うまく片付けられず
どんどん優しい気持ちを持てなくなっていた。

そこに義母との不仲もあいまって
私は人に会うと彼の文句しか出てこなかった。

どうしてそんなに合わないのに結婚したの?
付き合ってるときにわからなかった?
と時々聞かれる。

正直にゆうと感じていた。
あれ?優しくないな。
なんか、会話続かないな。

と感じていた。

でも当時は
30を前にして友人の結婚などに焦ってもいたし、早く結婚して子供が欲しかったし
自分には次がないかもしれないと思っていた。なぜか。

そんな気持ちから
「結婚は忍耐」
「完璧な人はいない」
と都合よく解釈して
もやっとした違和感に蓋をした。

結婚前のもやっとした違和感は
確実に大きくなる。

もちろん結婚前に不安になることはたくさんあると思うし、もやっとしない人はいないのだけど。

確実に今言えるのは

この人しかいない。

なんてことは絶対ない。


もやっとしたら立ち止まるべき。

離婚はまあまあ大変だから。

#離婚 #シングルマザー
#元夫 #再婚
#結婚  






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