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子どもの自己決定の促し方
こんにちは。
相談支援が好きなソーシャルワーカー兼カウンセラーのひろっしーです。
今日は「子どもの自己決定の促し方」というテーマで書いてみます。
内向的な子どもに関わる方に読んでもらってお役に立てたら嬉しいです。
では
さっそく
子どもの自立心を育む為に、自己決定を促すことの大切さは、よく聞かれることと思います。でも、文字通りに、子どもに「さあ、決めていいよ。」と伝えたところで、子どもからそんなにいいリアクションが返ってくることはありません。
内向的なお子さんの場合は特に、反応がなかったり、「なんでもいい」って言ったりしますよね。
では、どうしたらいいか?
よく使われるメソッドは、①選択肢を提示して選びやすくする(例.「どこ行きたい?」ではなく「海か山、どっち行きたい?」)、②何度でもやり直せる小さい選択の機会をたくさん作る(例.「朝のパン何塗って食べる?」)、とかですね。
決めるって実は結構ストレスが掛かる行為なので、関わる側がまずこういったステップを踏む工夫をするのは、子どもの自己決定を促す上で、とても大切だと思います。
ただ、こうした方法論は根幹となる態度の表層的な表れでしかなくて、子どもの自己決定を支えたかったら、ただ、子どもが話してくれた内的な世界を楽しんでたらいいんだろうと、私は考えてます。
私自身の話をすると、内向的な私はなかなか考えや気持ちを口にしない子どもでした。どう表現したらいいか分からなかったんでしょうね。
そんな幼い頃の私がめちゃくちゃ話したのはばあちゃんで、ばあちゃんがうんうん聴いてくれるので、私は感動した映画のストーリーや漫画の話をひたすらしてました。
人が話す映画のストーリーなんて、そんな聞いてて楽しくないですよね。でもまあ、そんな私の話をばあちゃんは楽しんでくれた訳です。
ただ今逆の立場になって、仕事として子どもと関わる場合でも自分の子どもと関わる場合でも思うのは、子どもが話す内容は、その表情とか、言葉を紡ぎ出そうてしている感じとか、思いがけない発想とか、その一つ一つが面白いってことです。
「へー、そんなこと考えるんだ。」
「それで、それで」
「うわ、確かに!!」
「なるほどねー。知らなかったわー。」
年齢にもよるけれど、上記のようなリアクションが自然とこっちも出て、子どもも色々また話して、会話が進む。
こんなやりとりを増やすことで、子どもは自分の考えや感じ方を確かめられて、結果として、自己決定していくんだろうなぁと思います。
子どもや誰かの内面の豊かさがもし周囲と繋がっていない状況にあったなら、私もばあちゃんみたいな役割がしたいなぁと思って、今日のnoteを書きました。
長い内容を読んで頂き、今日もありがとうございました!!
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