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ハマった沼地(好きなモノ)の覚え書き。③じゃがいも編。



非常に、個人的で、主観的な、今まで生きてきたなかで、好きな食べ物、いわゆる、私的な覚え書き。 
その物を好きになり、体内に取り入れ、細胞レベルの栄養素となり、これまで生きられた自分がいる。 
好きになった食べ物が在ること、それという存在に自分の味覚や嗅覚が触れられたこと、そして、それにまつわる記憶、そのことを覚えておこう。 
覚えておきたい。



先月、関東地方も梅雨入りした週。
本降りのなかの職場見学という最低な面接日程時、書類トートを必死で濡れないように、折りたたみ傘で守ろうとした結果、リクルートスーツの背中、尻、右半身、および膝下という、ほとんど全身がビチョビチョになり、まんまと風邪をひいたオタクです。 

折りたたみ傘の存在意義よ… 

あまりに寒くて、足の爪先の感覚がなくなってきた+体が震えてきたので、乗り換え駅で一旦下車し、100均で靴下を買ったら、何も言ってないのに、店員さんが普通にタグを切って渡してくれたので、自分のビチョ濡れ具合に、ちょっと引いたわ。(どんだけ) 

それから、ちょうどスニーカーも欲しかったんで、もぅえぇわ、いったれ!と、新しいスニーカーも買い求め、駅近くの喫茶店に入って、風邪薬を飲む前に、遅めな昼→パスタでも食べようと、靴下&靴を履き替えて、トイレから出てきたら、横に座っていたカップルが、2人とも「あのちゃん」みたいな喋りだったので、軽く動揺した… 

どうゆうこと????

女の子のほうは、まぁまだ許容範囲な、かわいらしいアニメ声だけれども、28歳のスーツ姿の男が「あのちゃん」と同じ喋り方て、どうしたら、そうなんの? 

古残オタクには、全くわからへんわ。(お手上げ)

何故に、彼の年齢詳細がわかったのかと言うと、そこそこ混んでいた喫茶店内。
しかも、隣同士なテーブル位置は、なかなかに近いなかで、私がトイレに行って、靴下&靴を履き替えて帰ってきたら、あのちゃん喋りの2人が、いきなり「面接ごっこ」を始めたから。

いや、こちとら、正真正銘の「面接」帰りやからな…

真顔で、醤油味のパスタを食べてると、どーしても隣の面接官→彼女、就活中?→彼氏の会話が、思いっきり聞こえてきて、個人情報ダダ漏れすぎるやろ、と遠い目になった。

というワケで、28歳、臨床心理士資格保持、介護職希望という、自分のことを「おーちゃんはね、女の人ばっかりが確立して働いている職場は苦手なの」と話していた彼よ。
君の就活がうまくいくよう、オタクは勝手に祈っておきました、パスタをズルズル食べながら。

強く生きてほしいわ。(真顔)



映カ!公式ホームページが、緊急メンテナンスになって、もう一ヶ月くらい? 
映カ!にハマったオタク的には、動画配信に手を出してないと、KADOKAWAさんの映画ホームページだけが心の支えになるので、あれを確認できないと、しょんぼり🥺
あれから、1日に1回は必ず見に行ってしまうけど、スマホの表示は、ただのエラーにしかならないので、悲しみは深くなるばかり…
DVD発売前には、また復活してくれることを切に願います。



それはそうと、私の身体の半分は、じゃがいもで出来ていると言っても過言ではないくらい、小さな頃から、変わることなく、じゃがいもが大好きです。
多分、じゃがいもが主食に近い?ドイツの人らくらい、食べてたわ。

店舗事務員だったころ、色々と気にかけていただいていた店長に「好きな食べ物って、なに?」と聞かれ、素直に「じゃがいもです」って答えたら、大爆笑されたことがある。
え?そんなオモロいこと言うた?って感じで、きょとんとしてしまったが。

もしかしたら、彼は料理名とかで答えてほしかったのかもしれないが、じゃがいもを使った料理ならば、ポテトサラダにしても、フライドポテトにしても、肉じゃがにしても、じゃがバターにしても、マッシュポテトにしても、ほぼほぼ好きなので、そら、材料名になるやろって感じである。

それ以来、あんまり個人的に関係性を築かなくていい人からのこの手の質問には、無難に「パスタです」と答えるように変えた。
まぁ、パスタも言うて、麺の種類やけど。

地味に、オタク心は傷付いたらしい。
大好きなじゃがいもを爆笑されるのに。

そんなわけで、じゃがいも料理を出しておけば、ご機嫌な私の人生の半分以上、食した料理は、母親の手作りなのだが、いかんせん、亡くなった母は、料理作りは好きだけれども、ちまちまするのは大嫌いな関西人だったので、一回の料理にじゃがいも一袋を全て使い切る人種だった。

肉じゃがは大きな深皿に山盛りだし、ポテサラも大きなタッパーにミチミチ。
一回食べないと、タッパーの蓋が閉まらないのは、日常茶飯事。

そして、じゃがいも大好きな私はと言えば、肉じゃがのじゃがいものみを1回で食べきるような子どもになっていて、あとから考えると、非常に行儀の悪い食べ方をしていたなーと思うのだが、じゃがいも一袋分を一気に食べるという、そんなワケのわからない食べ方をするのも、家の中だけだったので、特に母から注意を受けたことはなかった。
外で、そんなにじゃがいも、注文しないしな、何人前よ…

なので、米よりも、主食がじゃがいもで、生きてきた感が強い。

じゃがいも料理なら、なんでも好きかと言われると、ちょっと微妙な料理はあって、それがビシソワーズ。
あれ、じゃがいもって言うより、ただのデンプン質としか思われへん…
多分、私が、美味しいやつを飲んだことがないからだと思いますがね。

前述の通り、ファーストフードのサイドメニューのじゃがいもは、先日に初めて食べたサブウェイが、個人的には不動の一位。
ほかのところが、全てフライなので、なんとも平等性はないけれど、揚げてないから、じゃがいもの水分量と、ほっくり感が素晴らしい。
けど、ぐちゃっとした食感がダメな人は、無理かもしれないとは、普通に思う。

通常のフライドポテトならば、今のところ、コメダ珈琲が良き。
冷凍なのかもしれないけど、非常に家庭的なビジュアルと食感で好印象。

コメダのポテトバスケット?を食べるまでは、モスバーガーのポテトが一番、ケンタが二番だったけど。
マックやガストで代表的なタイプ、細々していてカリカリしてるのは、はっきり言って、やはり食感が好みではない。
行ったら頼むし、一人で一皿全部食べるし、なんなら、ポテトおかずで白米をむっしゃー食べるけども。(糖質しかない…)

ポテトフライよりもハッシュドポテトのが、じゃがいもっぽくて好きだったり。
なので、朝マックは好き、サイドが。

以前、深夜の嵐のバラエティ番組に元・TOKIO長瀬智也さんが出演していて、たしか「ハッシュドポテトが好きだから、たくさん食べてみたい」というような要望があり、ハッシュドポテトの山積みがワゴンで登場していたっぽい記憶がある。
あの時、ちょっと羨ましいけど、大量に食べるのは油っこそうだなーと、若干引いてしまった。
まぁ、朝の時間帯、ファーストキッチンのハッシュドポテトが好きなので、サイドメニューだけを二個とか、三個オーダーするの、普通にやるけども。

じゃがいも料理で、では一番好きなメニューは?となると、これは、もう二度と食べられないからこその、変わらない一番だと思うが、亡き母が作ってくれた千切りじゃがいもの卵焼きである。
これも、毎回毎回なので、それもまた好きなポイントだったけど、じゃがいもを一袋全て使い切るので、じゃがいもの割合が大量すぎて、卵が焼けても、真ん中あたりのじゃがいもの層まで、結果として火が通らず、食感がシャリシャリしていた。
あの絶妙な生焼け?
火の通り具合、大好きだったわ。

そして、母が亡くなる前の日に作っておいてくれたのは、肉じゃがでした。
母が亡くなってしまった時期のことは、あまりに唐突で、正直あまり覚えていない。
それでも、母が生きていた時間を思い出そうとすると、まだ悲しくて辛くて寂しくて、息がし辛くなって、涙が出てしまうから、今はまだ、そーっと、そーっと、薄らぼんやりと、ほんの少し、遠くから、思い出すことにしている。

じゃがいものことを考えていたら、自然に、母のことも少し思い出せたので、良かった。

で、自分でも、びっくりするけど、一番好きなじゃがいも料理、最期に食べた肉じゃがじゃないって話。
いや、ほんま、なんなん?ってなるな、自分的にも。(コレがオタクです)