「お金さえあればできるのに」
僕は仕事柄、これまで4000,5000人単位で人を見てきました。
するとたまにいるんです。
「お金さえあればできるのに」
「お金が無いからできません」という人が。
そんな人は一生うまく行きません。
0から資産数十億円に達した人間の1人として、僕が断言します。
自分でもがきもしないで、なーに言ってんだ。
という感想が正直なところです。
「お金さえあればできる」人間というのは、お金無しでできる思考と行動の限界域まで達した人間のことを言います。
要するに限界まで考え尽くせ、行動し尽くせということ。
お金が無いなりにできる施策、もしお金が入ったらできる施策を本気で、考え抜いてますか?
僕が見てきた限り、この限界域まで到達している人間というのは、どれだけ意識が高い人が集まったとしても、わずかにいるかいないかレベル。
誰もそこまで必死に考えられていないんです。
逆に、考え尽くして、やれることは全てやった、あとはお金だけ足りない。
という場合はいくらでもお金を借りられるものです。なんなら、僕が貸してあげてもいい。
僕がお金が無かった20代の頃の話ですが、創業から毎月のように資金繰りに追われていて、従業員に給料を払えるか、という重圧と戦っている中、
とうとう、どうにもならない時というのが訪れました。
限界まで練り上げた事業でも、20年前の暴利の中、借りれるお金を借り切っても、足りない。
お世話になった方に
「踏ん張ったけど、もう無理です。事業潰します。」
と謝罪に行ったところ、即決で大金を貸してくださいました。
事業は持ち直し、借りた分だけぐんぐん急成長を遂げ、最終的な売り上げは何十億にまでなりました。
要は準備ができていたからです。はじめは帳簿も読めず金融の仕組みもわからなかったのに、本当にあとお金だけが必要というところまでやりきったからこそ、金融という武器を手にしたら急成長できたのだと思います。
お金とは頑張った人の元に集まる。そういうものなんです。
このように、回り道に見えて、実は回り道ではなかったことなんていくらでもありますよ。
お金が無くて頑張れない人間が、金銭的に成功することは無いでしょう。
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