介護で変態⁈

最初に。私は父の病のため高校にも行けぬ貧しい環境で生きてきました。その過程で止むを得ず他の人と争うこともありました。

でも生来の気質としては争い・悪口・誹謗・中傷を好みません。ただ、母の介護を始めて10年、特に在宅介護は現代では多数派ではなく

そこで体験した出来事を子や孫に、或いはこれから私と同じ様なフィールドに立つ方に伝えることも無駄ではないかもしれない。

そう考えてnoteを始めましたので、今回のお話しのような内容も書こうと決めました。が、SNSの世界では本人の意図とは異なる

波が生じることも感じます。そういう波を生じないよう場所や人物像等は事実と変えますがどうぞ私の心配をご理解下さい。

母の春物の服を買おうと福岡市の百貨店に出かけました。ところが、途中で「お腹が痛い」と言い出したのです。幸い大きな病院が

事情を話し診察をお願いしました。保険証は外出時には必ず携行しています。幸い診察してくださることとなり、また痛み出したので

トイレに連れて行きました。用を済ませると「何か少し落ち着いたみたい」良かったネとトイレのドアを開けると検査技師サンか

看護師サンかユニフォーム姿の男性が立ってあって少し強めに声をかけられました。「施設の方ですか?」は?「どういうご関係?」

戸惑って即答できずにいると母が「ムスコ」と、答えを返しました。その答えにその方は「あッ」と思われたようで立ち去られました

はは〜ん。私はやっと「変態に間違われたかな?」ここで書き出しの生来の気質で「失礼な」とは思いません。ただ「施設の方?」

私は介護事業者でもあるのでソレはチョット…でもその方が懸念されたと同様の事件を私も知ってますので今回は勘違いだったけど

オカシイと思われたらとりあえず声をかけてみる。その方の勇気に私は感心こそすれ気分を害したりは思いません。

それより女性トイレを使う事もあろうかと「介護中」の首に吊り下げるグッズをわざわざ申請して貰ってるのに急な事とはいえ

下げて無かった自分に「失敗った」と反省。
しかも認知症家族の会の機関紙に、高速のパーキングエリアの多目的トイレに

若年性認知症のご主人に同行して入り、ちょっと時間がかかってドアを開けると、表に係員の人が立っていて「何されてたんですか?」と

不審がられた、というような投稿も読んでたのに…芸能人等が多目的トイレを目的外で使ったりした、とばっちりとは思うけど

介護するルールも守らなくっては…車椅子に
「介護中」のペンダントを取り付けて常時携行にしました。

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